2018年11月26日に発売したジャンプに掲載の漫画『約束のネバーランド』113話のネタバレと感想です。
前回112話では襲ってきたアンドリューに起死回生の一発を放ったオリバーの攻撃を機に、無事アリシアとドミニクを救い出し、更に野生鬼にアンドリューは食べられるという衝撃の回でした。
そして、皆にユウゴとルーカスが亡くなったこと、更にレイの機転により監視機だったフクロウを見つけ、今いる洞窟も危ないことが伝わります。
泣いた皆が次にとる行動は、エマが言うようにこの洞窟を抜け出し、ルーカスのメモにあった支援者と思われる人を探しに行くこと。
新たな旅が始まります!
それでは気になる『約束のネバーランド』113話ネタバレをお届けします!
Contents
約束のネバーランド113話「楽園の王」ネタバレ
時は2047年10月――。
あるプラントに侵入者があり、ジリリリリリとけたたましく警報が鳴っています。
侵入者、侵入者――と呼ぶアナウンスの主は、すぐにその侵入者らしきものに倒されてしまいました。
モーモタロサン、モモタロサン♪
オコシニツケタキビダンゴ――
引用:約束のネバーランド
どこかで聞いたことのある歌を歌っていますね。
『桃太郎』の歌を歌っているのはその侵入者?
きびだんごって何?その歌何だよ?と他の侵入者に言われ、答えたのは、
鬼退治の歌、だそうです。
侵入者と呼ばれているのは新たな4人のキャラクター。
歌っていたのは女性。長い髪を左上で括り、星の付いたタンクトップとショートパンツ、羽織った上着の腕の先には棍棒らしきものを持っています。
その後ろには頭に×マークの印をつけた、つなぎを着た男性。ヌンチャクを持っています。
その隣には袋を被った性別不明の人間?二本の剣を持っています。
更に隣にはスキンヘッドの黒人でメガネにシャツにネクタイ、ベストを着ていて身なりに気をつけている様子。手をハンカチで拭いていることから格闘専門でしょうか。
女性は皆に、あとで倒したアイツらを食べていいかと聞きます。
ヌンチャクの男性は好きにしろと。どうせよせと言ってもまた食うんだろと言うので、この人間?達は鬼を食べているようです。
女性は反論。だって自分たちばかり食われてむかつくだろ?食用児ばっかり。マジ超むかつく。
ヌンチャクの男性は、むかつくという言葉に同意。確かにムカつくよなぁ。
スキンヘッドの男性は、私もムカつくが他に語彙はないのか?と言葉遣いが気になるようです。
袋の人間は「あうあ――」と話しているので、どうやら話すことは難しそう。
ヌンチャクの男性が他に何て言えばいいんだよ?とスキンヘッドの男性に聞き返すと、「腹が立つ」「憤慨する」「怒り心頭に発する」「悲歌慷慨(ひかこうがい)する」…などなど他の彼らにとってはちょっと難しい言葉を返し、意味わからんと言われてしまいます。

そして彼らが入った部屋の先には、既に誰かが着いていました。
その“誰か”は言います。「悲歌慷慨」というのは、運命などに悲しみ憤り嘆くことだよと。この人物も知識が非常に豊富のようです。
セキュリティは?と待っていた男性が聞くと、スキンヘッドの男性が、言われたようにすべて破壊してきたから問題ない、と返します。
ヌンチャクの男性は、その部屋に在ったものを見て悲壮な顔になります。
そこにあったのは、食用児たちのなれの果てでした。全ての食用児たちがチューブで繋がれ、首を後ろをに傾けて息絶えたように見えます。
外はかなり綺麗なプラントだったようですが、中は劣悪な環境の、ただ食用児たちを量産するだけの環境だったようです。
「ザジ」と、待っていた男性が言うと、袋の人物が持っていた剣を食用児達に向けてピッとはなち、食用児たちにつながれていたチューブを取り除きました。
袋の人物の名前は「ザジ」と言うようです。
待っていた男性が一人の食用児の近くへ行き、「おいで」と言います。
「君達を助けに来たんだ おいで」と彼が言うと、食用児はまだかろうじて生きていて「あ…う…」とか細い声で涙を流しながら言いました。
そんな食用児をぎゅっと抱きしめ、待っていた男性は「かわいそうに」とだけ言いました。
スキンヘッドの男性が連れて帰るか?と聞くと、待っていた男性は首を横に振ります。
この食用児たちは装置につながれていて、その装置を外してしまうとすぐに死んでしまうくらい、もう命のともしびが小さくなっていたのです。
ただただ、量産された食用児として生きてきたのでしょう。
悔しい思いを胸にしながら、待っていた男性は自分たちにできることはもうないと言います。
そして、せめて彼ら全員の手足についている枷を外してあげようとと言い、すべての食用児たちをでき限り自由にさせてあげました。
待っていた男性は機械のレバーに触れます。おそらくはこのレバーが、食用児たちの装置の電源なのでしょう。
『次に生まれてきた時には
人間として生を全うできますように』
引用:約束のネバーランド
待っていた男性はそう言うと、つらそうな表情を見せながらもガシャンとレバーを下に降ろします。
フッと照明が落ち、ピー、ピー、ピー…という音が鳴って、子供たちの命が閉じていきました。
この後の予定はどうする?とスキンヘッドの男性が待っていた男性に聴きます。
『焼き尽くせ』
『農園は破壊する 例外なくだ』
『農園を破壊し 全食用児を解放し この世界(ネバーランド)を終わらせる』
引用:約束のネバーランド
燃えていくプラントを見ながら、待っていた男性はそうつぶやき、そして頭にフードをかぶせて立ち去ります。
彼らが帰ったのは、多くの食用児たちが待つ場所でした。
食用児たちの楽園を作ろう、という彼に向け、食用児たちが一斉にわあああああと歓声を上げます。
『ミネルヴァ! ミネルヴァ! ミネルヴァ!』
引用:約束のネバーランド

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さて、場面は変わりエマたちの元へ。
ルーカスが出た電話の暗号を解読しようと試みています。その暗号こそ、以下の場所に行けと電話の主から示された場所だからです。
『7・3・5
9・4・1
10・10・7
13・11・2
21・8・4
150・6・3』
引用:約束のネバーランド

この数字…とギルダは何かに気づきます。レイは既に気づいていたようで、アレと同じだろうとエマに言います。
エマもわかっていました。ミネルヴァさんの神話の本の暗号だったのですね。
「7・3・5」であれば、7ページ第3行5つ目の単語、というようになります。
エマがこの指示に沿って単語をつなげていくと出てきたのは『go to the jaw of lion』と言うメッセージでした。
“ライオンのあごへ行け”と訳されますが、シェルターの中を覚えていたので意味が分かりました。
シェルターの地図に在った、お寺と金の水の場所探しのときに見たものです。
今エマたちがいる洞窟から西へ10日ほど歩きます。その先に荒野があり、ミネルヴァと思われる電話の主が来いと言っているのはその場所でした。
子供たちは行こう!!と口々に声に出します。

エマは、洞窟の中に立てたお墓の元に行き、この一連の出来事で亡くなったユウゴやルーカス、皆のことを想います。
エマが地面に手をつくと、ユウゴ達が寄り添っているように感じました。
エマたちは今でも、いつまでも守られている。それはエマにとって大きな勇気と自信になります。
必ず世界を変えるから見ていて、と心で伝え、子供たちは「行ってきます!」と旅立っていくのでした。
約束のネバーランド113話「楽園の王」ネタバレ感想・考察
ついにミネルヴァが現れましたね!これはもうミネルヴァが生きていたと考えて確定でしょう。
前のミネルヴァとは確かに思想が異なっているようにも思えますが、食用児たちの現状を知り尽くした結果、この世界は変えなければならないんだという想いに駆られてしまったのかもしれませんね。
今こそ自分自身が解放者として動く、と心に決めているのでしょう。
そして、前回112話で「始めるぞジェイムズ」と言っていたのがおそらくスキンヘッドの男性と思われます。
一番彼がミネルヴァに対して近い距離で話していたので、一番信頼関係があるのでしょう。
他の棍棒の女性やヌンチャクの男性、ザジについては支援者としての仲間なのでしょうね。
さらに、110話で受けた電話の中の暗号もわかりました。
110話のときは途中で終わっていた暗号でしたが、今回最後まで判明し、更にその内容はミネルヴァが伝えていたコードブックのものと一致していました。
つまりこのことからも、電話の主と今回のプラント襲撃事件の主犯、そして食用児たちの楽園の王と呼ばれているのはミネルヴァで間違いなさそうです。
エマたちは10日かけてその場所を目指していきます。
果たして何が待ち受けているのか?
今のエマたちには恐いものは何もないと思われますが、この世界を変えるために更なる革命を起こしてほしいですね!
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約束のネバーランド113話まとめ
漫画『約束のネバーランド』113話のネタバレと感想考察でした。最後に簡単にまとめます。
ミネルヴァは生きていて支援者の組織と食用児の楽園を作っていた
支援者の仲間は今のところ4人判明
ミネルヴァは全プラントを破壊して全食用児たちを解放しようとしている
ルーカスが受けた電話の暗号の解読に成功し、エマたちはその場所を目指す
エマたちは10日かけて目指していく荒野には、本当にミネルヴァが待っているのでしょうか?
ようやく会えるかもしれませんね!
ミネルヴァ自身も行動を積極的に起こしているようなので、エマとの化学反応で本当にこのネバーランドを変えていってほしいですね!
次回の「約束のネバーランド」を楽しみに待ちましょう!
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