ワンピース919話で突然行方不明になってしまったゾロ。ルフィと一緒に狛犬の上に乗っていたのに何故だ…。
そんなゾロはワンピース920話で迷子になっていたことが判明しました。
案の定で安定のゾロの動きですが、この後どのように展開していくのか?考察してみました。
ゾロの迷子は毎度のこと
ワンピース919話でゾロが迷子になってしまいましたが、これはワンピースを知っている人ならもう、「あぁ、またやったか」とすんなり受け入れられるほどゾロの癖というか性格というか、周知の事実ですね。
昔からゾロは方向音痴だしよく迷子になります。ちょっと簡単にどれだけ迷子になってきたのかをまとめました。
登場話 | 場面 | 周りの反応など |
8話 | シモツキ村を出て、そのまま自分の島に帰れなくなった。 | ルフィ「なんだ、お前迷子か!」 |
119話 | リトルガーデンでサンジとの狩り勝負で迷子に。つたの巻いている木を左と覚えて迷う。 | |
133話~139話 | ゾロが船番をしながら寒中水泳を始め、川に魚がいたので追いかけたら岸を見失って森へ迷い込み、雪崩に巻き込まれる。 | ウソップ「お前バカだろ!」 |
167話 | 「わかったから行こうぜ 先を急ぐ旅だ」 と歩き始めるが方向が違った。 |
「おい こっちだぞ北は」とツッコまれる。 |
189話 | ミスター1とミス・ダブルフィンガーと対峙し、ナミが先に狙われて敵を見失ってしまう。 「よし!!近道するぞ!!!」と言って別の方向へ行き遠回りする。 |
ナミ「もうっ!! 何やってんのよ あンのバカ剣士っ!!!」 |
204話 | 砲撃される広場にまだ着いていないゾロを誘導する海軍。 | 海軍「こっちじゃない!! アホか君はァ!!」 |
205話 | 海軍に北へ行けと言われたからひとまず時計台の上へ登った。 | ウソップ「北と上は全然違うぞ!!?」 |
255話 | ゾロ「ドクロの右目なんだから右だろうが!」 ーーーーー 蛇のせいで分かれてしまったルフィ・ゾロ・チョッパー・ロビン。 ゾロ「だいたい地図は頭に入ってる 右だな」 |
ロビン「私たちが向かっているのは南で方向はこっちだと伝えてきてくれる?」 チョッパー「よしきた」 ーーーーー ロビンだけが目的地へ行く |
266話 | ゾロ「見覚えがあるような ないような ははーん似た場所だな」 |
サウスバード苦笑 |
346話 | チョッパー「ゾロ、こっちだぞ」 ゾロ「ああ」 |
ナミ「先導したのにどうやって間違えたの!!!」 |
387話 | チョッパー「あーーっ!! 目を離したスキにゾロが!!! 待てゾロそっちじゃねェよォ!!!」 ゾロ「!」 |
ナミ「階段って言ったのに どう間違ったらそっち行くのよ!!」 ゾロ「うるせェ!! お前の説明が悪いんだろ!!」 ナミ「私が悪いわけないでしょ!!?」 チョッパー「ゾロ おれ今度薬作ってみるよ!! ダメに効く薬」 |
431話~432話 | 海軍が来たのを知り、一味に知らせに行こうとするが、その場所までたどり着けず、マイケル&ホイケルに道案内してもらう。 | |
497話 | シャボンディ諸島を散歩しようとするゾロをサンジとウソップが止める | |
599話 | ゾロ「船を間違えた!!!」 |
新世界に入ってからは、最近はそうでもないのかな?
でもこれだけやらかしちゃってるゾロなので、今回の迷子も、「やっぱりか…」という感じでしたよね。
ただ、迷子って普通は、同行者とはぐれてしまったり、単に自分が道に迷ったりして起こることなんですが、今回のゾロはちょっとステージレベルが上に上がったみたいです。
なんと、走る狛千代の背中からルフィもお菊も気づかないうちに忽然と消えてしまったということなんです。
しかも今回、単独行動となってしまったゾロの言葉も秀逸です。
あの狛犬
おれを乗せながら
よく迷子になれるな…
出典:ONE PIECE
つまりゾロ自身、どうやって自分がルフィたちとはぐれてしまったのかわかっていないようなんです。
更には向こうが迷子になってると思っていますからね。
狛千代、かなり大きな犬なので、普通は自らで降りたり落ちたりしなければ、そこから別の場所に移動するということはないはずです。
はぐれてしまう前にゾロは寝てしまって落ちてしまった?
でも落ちた衝撃で気づきますよね…よほど深い眠りに入っていたのでしょうか。
もしくは、寝てしまって木の枝にその姿勢のままひょいっと乗っかってしまった?
忽然と消えたとのことなので、ありえなくはないですね。
この辺りはアニメで言及されるかもしれませんが、さすがに原作ではもう触れないかなとは思います。
しかし、もしこれがいつもの迷子病を更に極めた出来事だとすれば、ゾロはもう世界の誰にも引けを取らない迷子の達人になってしまったのかもしれませんね…。
ゾロの今後の展開予想
皆とはぐれてしまって近くにいた猛獣を倒し、ふと見つけたのは舟着き場。
舟着き場!
また乗るか!
いやいや!乗るんかいっ!
ルフィたちが向かっていたのは、山の上にあるおでん城です。
普通に考えたら舟はどんどん下ってしまうので、川上りしていくようなルートでもない限り山の上に行けるわけがありません。
ゾロは合流する気がないわけではないのでしょうが、目の前にあったからといってさすがに舟という選択肢は、無いですよね…。
舟に乗ってしまったら逆にとんでもないところに行ってしまいそうですよね。
それこそ、鬼ヶ島とか。
いきなり敵の本拠地に行ってしまって大暴走…ということは今のゾロにはないとは思いますが、方向性としては行ってしまう可能性もありますよね。
ただ、ゾロはウイスキーピークにてバロックワークスの賞金稼ぎ100人を一人で相手にしたことがあります。
もしかしたらまたそんな感じの大豪傑ぶりを発揮してくれるのではないかという期待もあります!
そして数百人斬りと、ウイスキーピークでの実績をさらに上げる出来事が起こったり、カイドウ軍の三災害の一人を倒すなどが起こったりすれば、ゾロの懸賞金は今の3億2,000万ベリーから爆上げするのではないでしょうか。
ゾロと清水次郎長
そして尾田栄一郎先生は大の「次郎長三国志」ファンなので、その中の「清水次郎長」をゾロに掛けて物語を展開していくのではとも予想しています。
清水次郎長は、文政3年1月1日~明治26年6月12日まで生きた、実在の幕末侠客です。侠客は、強きを挫き弱きを助ける、任侠を建前とした渡世人です。
本名は山本長五郎。大政、小政、森の石松など、「清水二十八人衆」という屈強な子分がいたといわれています。
子分たちと共に弱者の見方となって理不尽と戦ったエピソードが、浪曲や演劇、映像作品で語り継がれています。
ゾロは、モコモ公国でルフィたちと別れる際に、こう宣言していました。
おれがワノ国の侍達をまとめ上げといてやる!!
出典:ONE PIECE
ゾロは剣士ですが、いで立ちは元から侍というイメージがあります。また性格や人情感からも、侠客といってもおかしくはありません。
ここからの予想として今回、舟着き場からの単独行動でゾロは様々な侍と出会い、戦って勝利していきます。その気迫や強さにほれ込んだ侍達は皆ゾロを慕ってついていくようになります。
やがて28人集まった子分たちはゾロのことを「ゾロチョウ親分」などと呼ぶようになり、ゾロの組織が出来上がってしまう。
そして侍たちをまとめ上げたゾロは、ルフィ・ロー・錦えもんたちにさらなる戦力として参加するのではないでしょうか。
ゾロと覇王色の覇気
ゾロは新世界に入って以降、気迫で敵を威圧することが多くなってきています。
今回ワノ国に入ってからも浦島を「妙な気迫で身を引いた」を言わせた通り、鬼気ともいうべき気迫を存分に操っているので、ワノ国でゾロの覇王色の覇気が覚醒するのではと予想しています。
ゾロは麦わらの一味の剣士ですが、副船長ポジションとも言えるでしょう。
ロジャー海賊団の副船長だったレイリーは、覇王色の覇気を持っていました。
また、ゾロと対になるかのように、下記の共通点・対称点をもっています。
ゾロ | レイリー |
ルフィの一人目の仲間 | ロジャーの一人目の仲間 |
左目に傷 | 右目に傷 |
左肩に大きな傷 | 右肩に大きな傷 |
刀を使う | 剣を使う |
? | 覇王色の覇気 |
ここまでの共通点・対称点があるので、きっとレイリー同様にゾロも覇王色の覇気に目覚め、さらなる活躍を見せるに違いありません!
まとめ
今回はワノ国で迷子になってしまったゾロの今後の動きを様々な観点から考察しました。
新世界に入ってから、ゾロは何度か戦いをしていますが、新世界に入る前と比べると苦戦したというのは見受けられずにいます。
ワノ国に入ってからはホーキンスとの戦いで少し苦戦が見えましたが、ここからゾロの本領発揮となっていくのでしょう!
剣士ゾロの覚醒に期待大ですね!
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