出典:ONE PIECE
2018年、世界会議編がひとまず終わりワノ国編へ突入して、ますます盛り上がりを見せるONE PIECE。
作者の尾田栄一郎さんも以前から書きたかったと伝えている通り、毎回毎回ドキドキな展開ですよね!
さて今回は、ワノ国編で出るのではないかと予想する新キャラについて考察します。
さらにあの「くいな」が仲間になるのではないか?!という噂についてもまとめました!
Contents
【ワンピース】ワノ国編の新キャラ予想
ワンピースの物語全てを通しても、尾田先生の力の入れ様は強いと思われるので、かなり多くの名場面や名シーンが残りそうな予感がするワノ国編。
そんなワノ国編で新登場するであろう新キャラを予想してまとめてみました。
- 次郎長三国志
- 薩摩藩、長州藩、新選組などの組織
- かぐや姫
ワノ国編の新キャラ予想1:次郎長三国志のキャラクター
ワノ国編で出てくると予想する新キャラその1は、「次郎長三国志」に出てくるキャラクターです。
『次郎長三国志』(じろちょうさんごくし)は、清水次郎長を主人公とする村上元三の連作時代小説、並びに同作を原作とするマキノ雅弘監督の映画シリーズのタイトル。
「海道一の侠客」と謳われた清水次郎長(1820年~1893年)について、当人の活躍している当時からの伝承を一つの創作物にまとめ浪曲としたもの。
引用:Wikipedia
この「次郎長三国志」は、任侠ものが大好きな尾田先生が特に好きな作品の一つです。
「次郎長三国志」の話題でスタジオジブリの鈴木敏夫さんとかなり盛り上がり、ビデオなどが廃盤となっていたため東宝の社長にDVD化を直訴したのだそうです。
DVD化の条件として東宝社長が提示したのが、尾田先生がDVDジャケットのイラストを書いたらOK、というもの。
それがこちらです。
出典:Amazon
上記の真ん中の青のDVDジャケットのイラストですが、映画のポスターと比べると本当にそっくりで!
出典:Wikipedia
ここまで似せることができるほどの思い入れがあるキャラクターですから、ずっと書きたかったというワノ国編に登場してもおかしくないと筆者は考えます。
今までも赤犬、青キジ、黄猿、藤虎と芸能人をモデルにしてできたキャラクターは任侠ものを題材にした映画の役柄だったり、その役柄を演じている人だったりをモデルにしているので、今回も期待できますね!
ワノ国編の新キャラ予想2:薩摩藩、長州藩、新選組などの組織
新キャラその2として、薩長同盟や新選組などの組織ですが、そのまま出てくるというよりは似た組織が出てくると考えます。それは下記の画像のセリフからです。
出典:ONE PIECE
ワノ国は鎖国文化ですが、現在は四皇カイドウに支配されていて非常に飢えた世界となっています。
そこへ、ワノ国を牛耳っているカイドウを倒そうと、この開国倒幕派のような組織、例に出すなら薩長同盟や新選組のような組織が出てくると考えます。
既にこの画像の狐火の錦えもんなんて近藤勇のような雰囲気がしませんか?
まぁ錦えもんのモデルは「中村錦之助」なのですが…。
錦えもんはワノ国に入る際に、ゾロたちに同志を集めると言っていました。
もともと錦えもんたちが海に出たのも、ワノ国を取り返すために共に戦ってくれる同志を集めるべくでしたから、同じ志を持った仲間が集結して戦うというのも、薩長同盟や新選組を感じさせます。
ということで、さらに多くの歴史上の人物が出てくるのではと予想します!
ワノ国編の新キャラ予想3:かぐや姫
新キャラ予想その3は、「かぐや姫」です。
実は、「かぐや姫」の物語に出てくるちょっとしたフレーズや、これはかぐや姫が元ネタになっている?というシーンは今までにもいくつか出てきていました。
例えば、ロングリングロングランド編の際、ルフィたちが上陸して出会った遊牧民のトンジットの登場シーンでは、こんなフレーズを話していました。
出典:ONE PIECE
「精霊?」
ルフィ「だって竹を割ったら現れたんだ」
このセリフ、竹を割って精霊が出てくるといえばまさにかぐや姫ですよね。
またこのロングリングロングランド編、名前に「リング」が入っていますが、ワノ国も名前に「ワ」が入っています。
これがどちらも「輪」を意味づけられるのだとしたら、かぐや姫のエピソードをすでに出しているロングリングロングランド編のように、ワノ国編でもかぐや姫のエピソードが出てくると推測できます。
また、ワノ国編はスリラーバーク編とも大きく対応するエピソードがあります。
スリラーバーク編では初めて「ワノ国」という言葉がワンピースの物語で使用されましたし、侍リューマというワノ国の伝説の侍が登場していることも、スリラーバーク編とワノ国編のつながりを感じさせます。
そしてかぐや姫と通じるエピソードとしては、スリラーバーク編の最中に扉絵で描かれた「エネルのスペース大作戦」です。
「エネルのスペース大作戦」とは、方舟マクシムに乗りフェアリーヴァース=月に辿り着いたエネルが、月の地下に眠る古代都市を発見するストーリー。
かぐや姫でも物語の最後に、かぐや姫がおじいさんおばあさんのもとを離れ生まれ故郷の月へと帰るという話になっていますよね。
このことから、「月」や「月の古代都市」に関することがワノ国編でも出てくるのではないでしょうか。
さらに、月の古代都市の中に描かれた壁画にはがポーネグリフに使用されている文字と同じような文字が確認されています。
出典:ONE PIECE
ワノ国編ではロード・ポーネグリフを持つカイドウが出るのは確定ですし、古代文字や「かつて栄えた巨大な王国」「Dの一族」などにも触れられるでしょう。
このようにロングリングロングランド編、スリラーバーク編と綿密な対応点があるワノ国編ですので、登場人物としてかぐや姫が出てきたとしてもおかしくはない、と考えます。
ワノ国編でくいなが仲間になる?
そして、前々からいろいろ予想されているのはあの「くいな」が再登場し、仲間になるのでは?という噂です。
くいなとは
ロロノア・ゾロの幼馴染で、シモツキ村の剣術道場の師範、コウシロウの娘。ゾロより少し年上で、0巻を見る限りではエースやサボと同世代。
幼少期から周囲の大人に負けないほどの実力を持ち、ゾロを幾度となく圧倒したが、自分が「女」であることにコンプレックスと将来への限界を感じていた。
ゾロとの決闘に勝利し胸の内を明かした後、ゾロの激励によって「どちらが早く世界一の剣豪になるか競争する」ことを約束する。
しかし、その翌日の朝、家の階段で転んで死亡する。
ゾロはくいなの分の夢を背負い、天国にいるくいなの元まで名前が届くような世界一の剣豪を目指すことを決意する。
ゾロが愛用している大業物の刀「和道一文字」はくいなの死後、コウシロウに頼み込みくいなの形見として受け継いだもの。
出典:ピクシブ百科事典
上記で伝えたくいなの死亡理由には、ワンピースという物語の中ではかなりの違和感があります。
女性とはいえ、大人を圧倒するような剣の腕前を持つ人間が、階段で転んだくらいで命を落とすでしょうか?
出典:ONE PIECE
「人間は何て脆いんだろう」というように本来であればそうなのですが…。
ここからは予想ですが、実はくいなはワノ国の出身であり、剣術に長けた一家の末裔、さらには高貴な身分だったのではないでしょうか。
一時的にシモツキ村で生活していたが、何らかの理由で世間的に『死んだ』という状態にならなければいけなかった。
くいなには何か重要な役目があり、それを果たすためにはいったん世間から姿を隠さなければならない事情があった。
このように考えると、あえて死亡ということにし、お墓まで立てて、実は別の国で暮らしているとなっても不思議ではありません。
また、くいなの親とされているコウシロウも、もしかしたら親子ではないかもしれませんよね。
錦えもんとモモの助は当初親子だという話をルフィたちにしていましたが、それは道中の危険から身を隠し、世間を欺くための嘘で、本当はモモの助はワノ国「九里」の大大名である光月おでんの息子であり光月家の跡取りで、錦えもんはその家来でした。
このようにワノ国の人物は世間から身分を隠す事情があります。
コウシロウやくいなも、ワノ国の人物であるとするならば、世間から敢えて身分を隠してふるまう事情があった、それはこの二人も開国派の一派だから、と考えるとつじつまが合う気がします。
そしてくいなが再び登場した際には、ゾロとひと悶着が必ずあるでしょう。
しかしそれを乗り越えて、ライバル同士、剣豪同士として、最後の麦わらの仲間となるのではないでしょうか。
そうなると、物語の初期からのつながりがここにきて実を結ぶということになり、読者としてはドキドキものですね!
そんな展開があったらいいなと思う予想でした!
もちろん、他にもワノ国編で仲間になると考えられるキャラクターがいます。その他の仲間予想についても掘り下げてみましたよ。
関連 【ワンピース】ワノ国編で加わる仲間予想!モモの助かお玉か新キャラか
そうそう、ワノ国と言えば、あの五老星の中にもワノ国の出身と思われるキャラクターがいますよね。
その人物も含め、五老星についてまとめた記事もあるので読んでみてくださいね。
関連 【ワンピース】五老星の名前一覧とモデル考察!シャンクスとの関係も
まとめ
以上、ワノ国編で登場するであろう新キャラの予想と、物語初期に登場したくいなが再登場し、仲間になるのではという予想でした。
ワノ国編は昔から尾田先生が書くのが楽しみと言っていたくらいですから、相当な盛り上がりになるのは間違いありません。
きっと、あの芸能人や歴史上の人物がこんな形で!?とか、今まで登場したキャラクターが再登場?!なんてワクワクする流れが何度も待っているんじゃないでしょうか。
これからのワノ国編に大いに期待しましょう!
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