【ワンピース】人造悪魔の実“スマイル”は欠点!理由は対カイドウ戦略

 

ワノ国編が開始してから多くの人造悪魔の実“SMILE(スマイル)”を使用した能力者が登場しています。

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しかし、どの能力者もいまいち力不足というか、欠点が多い気がすると思いませんか?

おそらく、スマイルに欠点が多いのはある策略が関係していると思っています。

今回は何故スマイルには欠点が多いのかということについて考察します!

 

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人造悪魔の実“SMILE(スマイル)”とは

人造悪魔の実“SMILE(スマイル)”はパンクハザード編で初めて登場した、人工的に作られた悪魔の実です。

そのスマイルを作り出して世界中に販売していたのは元王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴでしたね。

 

空島編のモックタウンでドフラミンゴが登場した際から、ドフラミンゴのイメージ的なマークが背景としてありましたね。あれも笑っているようなマークでした。

さらに、シャボンディ諸島編では人身売買場の支配人がドフラミンゴに連絡した際、『時代はスマイルさ』と言っていました。

ドフラミンゴとしてはスマイルの構想は2年前からイメージとして持っていたのでしょう。

出典:ONE PIECE

 

人造悪魔の実“スマイル”の作られ方は、パンクハザードでシーザー・クラウンが原料となるSADを製造し、そのSADをドレスローザの工場にてトンタッタ族が奴隷となり栽培、生産していました。

元々はベガパンクが悪魔の実の能力の伝達条件を解明する中で「血統因子」を発見し、不完全ですが悪魔の実を人工的に作り出す技術を確立させたところから始まっています。

この技術をシーザーが応用したことでパンクハザードで原料が作られるようになりました。

 

ルフィたちがドレスローザに行くまで動物系の能力のある悪魔の実のみが誕生していましたが、工場はフランキーによって破壊されたので実質もうこれ以上のスマイルが誕生することはなくなりました。

 

スマイルの使用用途は、ドフラミンゴが世界中の大物と取引する中で、特にカイドウと取引していたようです。

カイドウはスマイルを使用して「ギフターズ」という人造悪魔の実によって生まれた動物系の能力者集団を組織するようになり、その軍勢で戦争を仕掛けようとしていました。

 

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不完全な悪魔の実のスマイルは欠点だらけ

スマイルは動物系の能力を持つことができるということでとても強いものと思われていましたが、実際は欠点が多いです。

まず、スマイルの能力者は本物の動物系悪魔の実を食べた能力者とは異なり、その動物に変形することができません

今まで戦ってきた相手を思い返すと、これはかなり致命傷ですよね。CP0のルッチやカク、九蛇のサンダーソニアやマリーゴールドなど、動物の状態が相当強いキャラクターは多かったですから。

そのためか、旱害のジャックなど大幹部クラスは本物の動物系(に限らないかもしれませんが)悪魔の実を食べています

 

さらに、ワノ国で登場したギフターズを見るとそれぞれかなりの欠点があります。

 

  • ガゼルマン:速く走れるがもともとの人間の心肺機能がついていけず、息切れがすごい
  • ホールデム:お腹に付いているライオンが別人格で言うことを聞かない
  • スピード:ケンタウロスのような奇妙な姿で笑うと馬のよう

 

ちょっと残念な印象ですよね。スピードに至っては人間には効かないはずのお玉のきびだんごが効いてしまっていますから、スマイルってもしかしたらそんなに強さを与えられない悪魔の実なのかも?と思ってしまいます。

 

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スマイルが欠点付きの理由はドフラミンゴだから

なぜこんなにもスマイルには欠点が多いのかを考えると、おそらくはスマイルを取引していた首謀者がドンキホーテ・ドフラミンゴだからです。

ドフラミンゴはおそらくスマイルの生産過程でわざと欠点となるように仕組んだ、全てドフラミンゴの戦略だったのではないでしょうか。

 

ドフラミンゴの思惑としては、自らこそが海賊王にふさわしいと思う部分もありながら、世界の破壊を望む男です。

こうした思惑があるならば、なぜカイドウなどの世界中の大物にスマイルを取引したりするのでしょうか?

スマイルが本当にすごい悪魔の実であって、戦力増加が期待できるのなら、むしろ世界を破壊したいドフラミンゴ自身こそが手に入れたままにしておいて、自らの戦力を上げた方が良いのでは?

カイドウなどの大物にわざわざスマイルで力をつけさせようとするのは矛盾を感じます。

 

闇のジョーカーという名で取引をしていたドフラミンゴなので、当然取引先の相手の情報はたくさん手に入るはずです。

おそらくですが、スマイルはわざと不完全な状態で大物たちに売り込み、逆に敵の戦力低下を狙っていたのではないでしょうか?

特にスマイルの取引をしていたのは四皇カイドウですから、おそらくドフラミンゴはいずれカイドウを落とそうしていたのが真の狙いであり、戦力を弱体化させるようにスマイルで仕向けていたのでしょう。

 

さらに、元四皇であり頂上戦争で命を落とした白ひげですが、初めて登場した際には点滴を打っている描写がありました。

この点滴にドフラミンゴのスマイルマークに似たマークがついているんですよね。

出典:ONE PIECE

 

マルコも『体調は悪化する一方だ』と言っていました。医者であるマルコなのに、この点滴がおかしいかも?と気づかないほどの工作だったわけです。

つまり、ドフラミンゴは元四皇白ひげをも着実に弱らせていたのです。それはつまり、白ひげをもいずれは落とそうと狙っていたため、体内から確実に力を落としていっていたのでしょう。

 

ドフラミンゴは本当に頭の切れる男だと思いますが、逆にこのことは今ワノ国を開国するために動いているルフィたちにとってはチャンスです。

人数としてはかなり敵の方が上回っているように思えますが、個体の戦力が低いのであれば勝機はルフィ側にあると言えそうです。

あとはあのバカでかいカイドウをどうやって倒すか…ですね。

 関連  【ワンピース】カイドウに勝つ方法とは?最強生物の倒し方考察

 

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まとめ

今回はスマイルに欠点が多いという事実と、欠点が多いのはある策略が関係しているという観点から考察していきました。

スマイルが作られたことで量産された動物系人造悪魔の実の能力者集団はとても強いと思っていましたが、欠点があるなら何とかなる気もしてきましたね。

ドフラミンゴが残していったと思われる置き土産みたいなものかもしれません。

この欠点をルフィたちはしっかりと戦略に生かすことができるのか、これからの展開に期待しましょう!

 

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