ワノ国編が始まって以来、今までワノ国に対して抱いていたイメージから事実がいろいろ判明してきています。
その中で一つ疑問なのは、ワノ国の侍の強さは本当に海軍が近寄れないほどのものなのか?というものです。
海軍としてはかなり警戒はしていますが、実際のところはそうでもないのかも…。
なぜこうした事態になっているのかを検証しました!
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海軍はワノ国の侍をずっと警戒している
海軍は、昔からワノ国の侍の強さをずっと警戒し続けています。
今回、ワノ国編が始まる際にビッグ・マムがカイドウに向けて行った通話を海軍が傍受しました。
その際ビッグ・マムがワノ国に行くということがわかったので、実質ワノ国は四皇が2人も揃うことになる大事態です。
このため、黄猿ボルサリーノが気を使って「わっしが行こうか?」と赤犬に問いかけます。
しかし赤犬サカズキは首を縦には振りません。
サカズキ『待てボルサリーノ “ワノ君”にゃあ未知の兵力がある
“侍”か…』
出典:ONE PIECE
あのサカズキですら、ワノ国に行く気になっていたボルサリーノを止めたわけですから、いかに海軍がワノ国の侍を警戒しているのが伝わるでしょう。
この事態は少なくとも半世紀以上は続いています。
ブルックが「ワノ国は侍という剣士が強すぎて海軍も近寄れない」と言っていましたが、52年前に一度死んで実年齢は90歳であるブルックがこう語るのですから、ワノ国の状況は半世紀以上は続いていることになります。
日本の江戸幕府も200年以上続いていたわけで、ワンピースのワノ国編は幕末をモデルにしているといわれているので、少なくともワノ国の状況も100年は続いているのかと推測します。
海軍が近寄れないワノ国にカイドウは近寄った?
ここまで海軍が警戒していたワノ国でしたが、海賊であるカイドウは近寄りました。
それは、ワノ国にはカイドウの興味をそそる資源があるからだと推測します。
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カイドウがもともとワノ国出身であるとも考えられますが、海軍が近寄れない地域だという情報があったからこそあえて近づいたとも考えられます。
そして、現在はカイドウが支配する無法地帯となってしまった。
このことは海軍は知らされていませんが、確かにカイドウの底知れぬ強さはあっても、ワノ国の侍が海軍が近寄れないほど強いという噂はこれで少し弱まってしまったともいえるでしょう。
ワノ国では海軍が警戒するほどでもない事件が多発している
カイドウが支配する体制であっても、いえ、だからこそからもしれませんが、そんなワノ国では海軍が近寄れないとは到底思えない事件が多発しています。
- 無実の罪で切腹を命じられていたゾロが反逆し、真犯人と思われる奉行に斬撃を繰り出しても、その場にいる者は驚くだけで何もできなかった
- 編笠村の要だった用心棒の侍5人が海賊である“真打ち”X・ドレークにやられ、編笠村は破壊された
- 野生動物を捕まえられるくらいの強さの侍
- 侍達はカイドウ&オロチに捕まるか、盗賊になるしかなかった現状
- 盗賊(おそらく元侍)はゾロにあっさり倒される
- ホーキンスや部下と戦ったルフィとゾロを見て、「なんと強いお侍様達…」とお鶴が驚いた
- ルフィが横綱浦島を軽くぶっ飛ばした
- ルフィがホールデムを軽くぶっ飛ばした
- カイドウに逃げ惑う侍達
このように、起こっている事態としてはそれまでルフィたちが旅をして訪れた国と変わらずですし、侍の存在もすべての侍が強いとは到底思えない状況です。
たしかに、酒天丸など強い侍はいますが、それでも近寄れない、というのは言い過ぎかもしれません。
ワノ国は敢えて鎖国をすることで印象操作をした?
ワノ国は、敢えて鎖国政策をずっとし続けています。これは内側にこもるともいえますし、外部にとっては内側だけでも何とかなる=それ相応の強さがある人物が大勢いる、とも捉えられるでしょう。
つまり、敢えて鎖国をすることが、ワノ国は強いという印象を外部に与え過ぎていたのかもしれません。
しかし現状はカイドウに支配され、多くの侍達もやられたか捕らえられたか、盗賊になってやる気のない生活を送っているという状況です。
海軍が今入ってきたら、思っていたのと違う!と驚愕するでしょうね。
ワノ国が開国した際には間違ったイメージの払しょくもありますが、正しく誠実なワノ国を見せていってほしいですね。
まとめ
今回は、前々から言われていた「ワノ国は侍が強すぎて近寄れない」という話について具体的に掘り下げてみました。
実際の現状はやはり行かなければ見えてこないものですし、これは現実においても噂や情報だけで判断するのではなく、自分の目で確かめてこそ真実があるということにもつながっていきますね。
もしかしたら海軍もワノ国編に絡んでいくかもしれないので、チェックしておきましょう!