パンクハザードで行われていた、世界政府推進の研究というものがあります。
人の巨大化や竜の製造などですが、もともとベガパンク手動で行われていた実験でした。
この実験と、ワンピース921話で判明したカイドウとが、何か大きなつながりがあるように思えるのです。
そこで、パンクハザードとカイドウのつながりについて考察しました!
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カイドウとパンクハザードがつながる理由
カイドウとパンクハザードが何らかのつながりがあると考えられるのは、今までにこんな描写があったからです。
- カイドウの頭には二本の角がある
- パンクハザード入口にカイドウに似た絵の看板があった
- パンクハザード内にあった、溶け出している巨大な骸骨
- カイドウは人型でもキッドたちの何倍もあるほど超巨大
- パンクハザードでベガパンクが残した人造悪魔の実は龍になるものだった(モモの助が食べた)
そして、今回のカイドウの龍の姿で、カイドウが龍にもなれることが分かり、ますますカイドウとパンクハザードとのつながりが濃くなったわけです。
カイドウ自身は、40年前に覇権を取った「ロックス」と何らかのつながりがあると思われるため、少なくとも40年前以上から海賊として活動をしていると思われます。
一方でパンクハザードでの下記の実験が行われるようになったのは、ベガパンクが入ってからのことです。
- 世界政府推進の「人の巨大化実験」
- 天竜人のお気に入りである「人工の竜の製造実験」
- 失敗作だという「人造悪魔の実(龍になるもの?)の製造実験」
ただし、ベガパンクが世界政府に捕まって上記研究を始めたのは24年以上前のことにはなりますが、40年以上まで前になるということはありません。
以上のことからまず言えるのは、カイドウがパンクハザードで生まれたということはなさそうです。
しかし、カイドウは最強の生物といわれてはいますが、海賊としては7度の敗北があり、海軍及び四皇に挑んで18回捕まったことがありますから、かなりの敗北を味わっているわけです。
ここで、海賊としては7度の敗北なんですが、海軍及び四皇に挑んで18回捕まっているのが何か釈然としないですよね。
18回も捕まっているなら敗北の回数は7+18=25回?それとも18回の中に7回を加えているのだから敗北の回数は18回?
となるのが普通の計算だと思うので、「海賊として」というのが何かおかしいんですよ。
つまり、カイドウには、海賊として活動していなかった期間の方が実は圧倒的に長いのではないでしょうか。
海賊になってからは7度の敗北ですが、海賊になる前には海軍及び四皇にすでに11回も負けている?または海賊になってからも含めると25回も負けている?
そして、そうして負けて海軍に捕まった後は、こんな大物を捕まえたからには海軍としては思うところがあると思うんですよね。
それは、カイドウが今後味方として動いてくれればこれ以上の戦力はないということ。
しかしカイドウは拒んだ。元々の性格があんなに横暴で酒癖も悪そうですからね。
そこで海軍や世界政府は違う考えを思いつきます。カイドウ自身を仲間にできないのなら、カイドウのような力のある戦力を作ればいいのではと。
カイドウが捕まっている間に細胞の摂取など行う機会などいくらでもあったはずです。髪の毛、皮膚、血など、戦っている最中でも取る機会もあるでしょう。
そのカイドウの細胞を培養してクローン体を製造することや研究することは可能だと思えます。
では改めて、パンクハザードで行われていた各実験にカイドウが関係しているのか、振り返っていきましょう。
カイドウとパンクハザードが繋がる実験1:人の巨大化
カイドウに似ているというパンクハザードの巨大な骸骨は、人の巨大化のための実験の跡だと推測できます。
出典:ONE PIECE
頭だけでもこれだけの大きさなのでルフィもウソップも驚いていましたよね。
このときの「人の巨大化」の実験は、ローによると下記の目的で行われていたようです。
ロー『“人の巨大化”ってのは
何百年も前から推進されてる「世界政府」の研究だ』
ロビン『!? 政府が? 何の為にそんな事…』
ロー『“兵士”だろうな…
好きなだけ巨大な兵士を増産できりゃ政府に敵はいなくなる…』
出典:ONE PIECE
ここでローの背景にいる巨大兵士?のシルエットですが、二本の角がある巨大さというと、オーズやカイドウが当てはまりますよね。
ここで、兵士とての有能さを考えると、まずは圧倒的な「強さ」、そして死なないほどの「耐久力」が重要でしょう。
この二つを兼ね備えた兵士が量産出来たら恐いものなんていないはずです。
そして圧倒的な「強さ」と死なない「耐久力」の二つを持ち合わせているのが、「カイドウ」だったのではないでしょうか。
未だカイドウ自身も自らが死ねないことを不服に思っていますし、明確にもなっていないようですから、敵である海軍にとっても、どうすればカイドウは死ぬのか、その原理などを解明し応用したいと考えるのは納得がいきます。
そのためにカイドウを捕まえて摂取した細胞などを実験に生かし、人を巨大化させようと考えたのでしょう。
カイドウとパンクハザードが繋がる実験2:天竜人のお気に入りである人工の竜の製造
パンクハザードには大小ありますが竜の存在がありました。あれがもしかしたらカイドウの細胞を応用してつくられた竜だとしたら?
出典:ONE PIECE
大型小型、どちらもベガパンクがパンクハザードの護衛にと作った竜のようです。
カイドウの龍は東洋の感じの龍であり、パンクハザードの竜は西洋の感じの竜なので、カイドウから血統因子(遺伝子)や細胞などをもらっていたとしても全く同じものではなく若干異なる作り方をしたと考えれば納得いきます。
カイドウとパンクハザードが繋がる実験3:龍になる人造悪魔の実の製造
龍になる人造悪魔の実の製造も、もともとはカイドウのような龍を想定して作られたのでしょう。
現に、失敗作ということでしたが、ベガパンクが作り出した人造悪魔の実を食べたモモの助はほぼカイドウに似ている龍となってしまいました。
出典:ONE PIECE
龍になる人造悪魔の実もまた、ベガパンクが発見した血統因子(遺伝子)と「悪魔の実の能力の伝達条件」を組み合わせて造られたものでしょう。
つまり、ある果実にカイドウの「龍」の血統因子(遺伝子)を組み込んで作り、それを食べた者に「龍」になるという情報が伝達され能力がそのものに組み込まれるようにした、ということです。
失敗作とされていましたが、ほぼカイドウのような「龍」に変身できるようになったということは、ベガパンクの実験は限りなく成功だったのかもしれませんね。
以上がカイドウとパンクハザードとをつなぐ実験の数々になります。
仮にもし「カイドウのような巨大な兵士」が現在は既に完成している、それこそ藤虎が世界会議編で言っていた『“王下七武海”はもう要らねェ』というのが、ベガパンクの元にはその完成した兵士がいる、ということであれば、世界政府の戦力はとんでもないことになります。
このワノ国編が終わり次第、明かされていくのかもしれませんね!
まとめ
今回は、パンクハザードとカイドウのつながりを考察し、世界政府の動向までを見ていきました。
意外とカイドウとパンクハザードとのつながりはかなりいい線いってるのではないかな?と思いますがいかがでしょうか。
今回カイドウを仮に倒せたとして、次にルフィたちを待ち受けるのはそのカイドウと同じくらいの戦力となる兵士がわんさかといる…となったらものすごい戦いになりますね!それこそ頂上戦争を越えてくるかもしれない…。
これからの展開が楽しみですね!
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