ワンピース最新コミックス第90巻にて、WCI編に登場したキャラクター、シャーロット・モンドールの悪魔の実が判明しました。
その名も、ブクブクの実。
ルフィたちがかなり苦しめられた能力ですが、その強さや技はどういったものなのか?
今回は、シャーロット家19男:“書司”モンドールの悪魔の実、ブクブクの実について考察します!
Contents
シャーロット・モンドールとは
シャーロット家19男“書司”モンドールとは、ビッグ・マム海賊団に所属し、その名の通りビッグ・マムの第19男です。
四皇ビッグ・マムことシャーロット・リンリンが治める万国(トットランド)では、チーズ大臣を務めています。
※シャーロットは正確には“Charlotte”なので、「S」ではなく「C」となります。
出典:ONE PIECE
その容姿は、ピエロのような真っ白のメイクに真っ赤で長いイチゴ鼻、髪は黄色で乱雑になっており、服装は骸骨をあしらったイメージになっています。
全体的にファンシーなビッグ・マム海賊団の一員としてはふさわしい印象です。
シャーロット・モンドールの性格
モンドールの性格として、口調は荒いですが、現場の状況を的確に把握し冷静な判断を下せる頭脳派です。
兄弟姉妹の中で年齢は真ん中くらいですが、後述するブクブクの実の能力があることも含めて、作戦会議内では将星を除く大臣たちの中ではまとめ役と全体の総指揮を担っています。
出典:ONE PIECE
物語の終盤では常に全体を見る側として動いており、ビッグ・マム海賊団内の信頼も一際厚いような印象です。
また、サンジとプリンの結婚式の際には「明日はおれ達の可愛い妹プリンのために!! 最高の結婚式にしようぜ!!!」と叫んでおり、家族思い、兄弟姉妹思いな一面もあります。
シャーロット・モンドールの強さ
モンドールの強さとしては、司令塔としての役割が大きい分、戦闘力はそれほど高くはなさそうです。
しかし、怒りの軍団としてルフィに総攻撃をかけた時は、本の能力でルフィを翻弄していたので、能力を非常に使いこなしているように見えます。
尾田栄一郎先生が言うには、1シリーズのボスとしても十分に面白くなるほどの多彩な能力を持っているとのことなので、攻撃力が高い「強さ」ではなく、多彩な能力でルフィたちを翻弄する「強さ」は他の誰にも負けてないかもしれませんね。
悪魔の実:ブクブクの実の能力
シャーロット・モンドールの悪魔の実は「ブクブクの実」です。
出典:ONE PIECE
ブクブクの実:超人(パラミシア)系
本を自在に操る能力
モンドールは本を自在に操ることができる【書籍人間】です。
この能力の真骨頂は『本の世界の異空間を利用すること』。対象となる本のページごとに独立したい空間を作り出し、そこに生物を閉じ込めて管理することができます。
異空間に管理できる能力のおかげでビッグ・マムから珍獣コレクションの管理を任されており、珍獣たちを図鑑形式の本にまとめ、個別で飼育するのがモンドールの仕事です。
本の世界は想像力の世界となるので無限に入るとのこと。そこから脱出するには本を燃やすことだけで、ルフィとナミが捕われ、ジンベエが助けに来た際には燃やすことで脱出を図りました。
ブクブクの実の技
モンドールが技を使用する際には特に技名を言った描写はなかったので、どんな風に使用したかを載せていきます。
- 本に乗って移動する
- 本の世界に引き込む
- 標本にする
- 地図として使用する
- 電話帳として使用する
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ブクブクの実:本に乗って移動する
本をバタバタと開いたり閉じたりする速度を速めることで空中に浮かせ、モンドール自身が乗ることで空を飛んで移動することができます。
飛んでいる最中は椅子のようにして腰掛けることも可能です。
ブクブクの実:本の世界に引き込む
対象者を本の世界に引き込んで、その本の内容に合った幻覚を見せて攻撃します。
単なる厳格ではなく実際にダメージもくらいます。ルフィは自身の影に殴られたり、吹雪の中で寒さを感じたりというような攻撃をくらいました。
ブクブクの実:標本にする
対象者を生きたまま本の中に閉じ込め、図鑑の標本とする能力です。
出典:ONE PIECE
いつ開いても本の中身は変わらないという理屈から、本の中に入った生物は永遠に年を取らない状態で生き続けます。
これを応用する形で、標本=牢獄として扱っています。
また、モンドールでなくても本は開くことができるので、ビッグ・マムの珍獣コレクションとなっています。
ブクブクの実:地図として使用する
ルフィたちを追跡するために、人物の位置を本に書き込み立体化させ、情報を整理していました。
ブクブクの実:電話帳として使用する
電話マークの書かれた本に電伝虫をつなげると瞬時に連絡を取ることができます。
電伝虫は本来1対1での通話しかできませんが、この能力を使うことで複数と通話することができるのでかなり便利な能力です。
シャーロット・モンドールのWCIでの動き
モンドールが初めて登場したのは、食いわずらいを発動したビッグ・マムを止める際でした。
その後、スイーツ三将星のクラッカーがルフィにやられたことを知り、ビッグ・マムの命令で仇討ちをすべく“怒りの軍団”として兄弟姉妹総攻撃をルフィとナミに向けて行います。
結果、ルフィとナミを倒し、自らのブクブクの実の能力で本の中に閉じ込めることに成功します。
結婚式直前の打ち合わせでは、兄のオペラより「麦わらたちを焼き殺した」と報告を受けますが、それが怪しいと見抜き、見張りを続けるように部下に指示を出します。
しかし功を結ばず、結果的にはルフィたちを逃してしまい、翌日の結婚式は大混乱を招くことになります。
城の崩壊後はすぐに万国全島に連絡するよう、全体の司令塔として動きます。
麦わらの一味・ファイアタンク海賊団・ジェルマ66・タイヨウの海賊団を追撃する際には数々の失敗もありました。
- タマゴ男爵からルフィたちを侮っていると何度も指摘
- シャーロット・ヌストルテに成りすまして虚偽の連絡をしたヴィンスモーク・ニジに騙される
- シャーロット・プラリネにナワバリウミウシを無力化されていたことに気づけなかった
しかしそれらの事態が判明した後にはすぐに体制を整えていたので司令塔としての動きは優れたものでした。
最終的にはビッグ・マム海賊団のクイーン・ママ・シャンテ号をサウザンドサニー号の前に立ちふさがらせてルフィたちを追い詰めることに成功しますが、結果ルフィたちは他の海賊団のサポートを受けて逃げることとなります。
しかしモンドールの作戦のおかげで麦わらの一味を何度も危機に陥れていたので、もう少しモンドールが戦局と事態を読めていたら麦わらの一味は完全に負けていたかもしれません。
まとめ
今回はシャーロット家19男のシャーロット・モンドールの能力、ブクブクの実についてと、モンドール自身の行動についてまとめました。
現在ワノ国にビッグ・マム海賊団は向かってきているようですので、WCI編で非常に苦しめられたこのやっかいな軍団と再び対決するのはルフィたちにとって苦労しそうです。
この先の展開を楽しみに待ちましょう!
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