ワンピース920話において、ついに光月おでんという人物の詳細が錦えもんから語られました!
今までの錦えもんたちの口ぶりから感じた通り、かなりの善人でありまた自由人であることが伝わってきます。
今回はワンピース920話を受けて、光月おでんの人物像や強さについての考察をしていきます!
光月おでんの人物像
錦えもんが語るところによると、光月おでんは相当破天荒で自由な人だったようです。
ワノ国の前将軍だった光月スキヤキの息子であるおでん。彼は将軍の一家という裕福な場所に居ながらも、自らの性格には合わなかったのか、自由を求めて動いていました。
その中で暴力事件を繰り返すこととなり、ついに光月スキヤキからは「花の都」を追い出されることとなります。
出典:ONE PIECE
ですが、暴力事件と見えたものはおそらく光月おでんの正義感によるものでしょう。
ワノ国の鎖国制度がいつ始まったのかはわかりませんが、イヌアラシやネコマムシがワノ国に流れ着いたときにその容姿だけで差別を受けていました。
これに対しておでんは下記の言葉を伝えて彼らを守り抜いたのです。
恥を知れ貴様らァ~~!!!
異形を恐れるは己の無知ゆえ!!!
おでんは力でしか解決する方法を知らなかったので大きな事件になってしまったのでしょうが、問題ごとを見逃せなかったり、弱者を救いたかったり、自分の心に反することは許せなかったりしたのではと思います。
ストレートに言葉と行動で表し続けたことが、錦えもんたちにとっては本当に理想の男なのでしょうね。
なぜなら、このことを話す錦えもんの顔つきがすごく清々しいのです!
マイナス面を語っているなら、このように嬉々として話はしないでしょう。
錦えもんやイヌアラシ、ネコマムシなどにとっては、心の底から慕う人物だからこそ、こうした話も穏やかに話せるのでしょうね。
光月おでんの強さはかなりのもの
花の都を追放されたおでんは、悪等がはびこる無法地帯の九里にて、最も危険と言われたアシュラ童子を見事に討ち取るなど、腕っぷしも相当なものだったようです。
出典:ONE PIECE
光月おでんはシルエットだけ見ると不思議な帽子を被っているように見えますが、全体像は威風堂々としていて豪傑な侍と見えます。
その自信たっぷりの佇まいと、アシュラ童子に果敢に攻めかかる勇気を見ると、覇王色の覇気を持ち合わせていても何ら不思議ではありません。
参考 【ワンピース】アシュラ童子の正体は?おでんとの関係やその強さは
さらに、おでんはアシュラ童子を討ち取っただけではなく、その他の悪党・罪人・盗人を全員まとめ上げ、九里に町や城を建て桃源農園を作り、彼らに働く喜びを教え、慕われ、人間らしい生活の基盤を作り上げます。
そんな成果がついに光月スキヤキに認められ、九里大名の地位を手に入れます。
そして、河や舟着き場をつくってさらに遠くの郷まで人々をつないでいきました。
そんなおでんの口癖は、
『窮屈でござる!!』
本当に人として素晴らしい!ワンピースの物語を通してもこれだけ心が清く、英雄と呼ぶにふさわしい人はなかなかにいません。
民が望む英雄であるおでんは、肉体としての強さはさることながら、心の強さもとても大きい、本物の王だったのでしょう。
おでんとロジャーや白ひげとの関係
光月おでんは、『白ひげを魅了し、ロジャーが惚れ込んだワノ国の侍』と言われるほど、大海賊にも認められる存在でした。
先述したようにおでんはかなりの強さの持ち主です。戦闘能力や身体能力が高い、というだけではなく、精神力・正義感・信念が強いと感じます。
白ひげもロジャーも、おでんのその豪快な純潔さに惚れ込んだのでしょう。
尾田栄一郎先生が『光月おでん』という名にしたのも、おでんという料理がどんな食材をも受け入れ、美味しくしてくれる料理だからではないでしょうか。
光月おでんはまさに料理のおでんが人間になったかの如く、己の信念を大切にしながら人も土地も国をも救う人物だったのだと思います。
おでんの最後が描かれない理由
ここまでとても素晴らしく皆に愛された人物像を挙げてきた光月おでんですが、その最後は罪人となり、とても壮絶なものだったようです。
しかし、ワンピース920話ではその部分は省かれていました。
ルフィたちが『冗談じゃねェ!!!汚ねェぞオロチ――!!!』と憤るほど、許されるものではなかったのでしょう。
おでんの最後についてはワノ国編の核心に迫る部分でしょうからまだ描かれないのだと思いますが、この辺りも考察していきますね。
ワノ国編は空島編とリンクする部分が多いですが、空島編もモンブラン・ノーランドやカルガラとの過去編が長編として描かれていたので、おでんの過去編にも期待しましょう!
まとめ
今回は光月おでんの人物像や強さ、大海賊であるロジャーや白ひげとの関わりについて考察しました。
光月おでんの名が最初に出た頃は心優しい人というようなイメージだったのですが、ものすごく破天荒で豪傑、それでいて自由を求め人と国を愛する最高の男だったようですね!
これから光月おでんがさらに深く描かれていくと思うので、楽しみに待ちましょう!
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