ワンピース921話で錦えもんが伝えた“特に探してほしい人物”である「河松」「傳ジロー」「アシュラ童子」。
アシュラ童子に関してはワンピース920話でもシルエットが出てきていますが、残りの二人はどのような人物なのか?
おそらく皆が赤鞘九人男と考えますが、この三人の関係や正体について考察していきます!
強力な助っ人「河松」「傳ジロー」「アシュラ童子」
ワンピース921話にてシルエットで登場した強力な侍「河松」「傳ジロー」「アシュラ童子」。
アシュラ童子は酒天丸として容姿が似通っているためほぼ確定ですが、他の2人もアシュラ童子同様に強い侍のようですね。
出典:ONE PIECE
名前だけで判断するなら個人的には、「河松」はどことなくやさしい印象、「傳ジロー」はカン十郎もいるので戦略家でもあり人とは違う戦い方をしそうな印象です。まぁ完全に個人的な印象ですが。
おそらくはこの二人のどちらかが、20年前のおでん城が焼き払われた事件の際、錦えもんたちと行動を共にしていた笠の人物であるのは間違いないでしょう。
錦えもんが特に探してほしい人物を挙げた際のシルエットで、左の人物が笠を被っているように見えるので、「河松」もしくは「傳ジロー」が笠の人物であるはずです。
河松の正体
ここでは河松が笠の人物だと仮定して話をします。それは、日本の有名な妖怪「河童」と名前が似ていることからです。
河童は頭の上に乗せているお皿の水が乾いてしまうと弱くなるという話がありますが、おそらくこの笠の人物は河童であり、笠の中の頭にはお皿が乗っているのではないでしょうか。
それを人前では見せないようにするための笠なのでは?と推測します。
傳ジローの正体
ここでは傳ジローがワンピース921話での右のシルエットの人物だと仮定して話をします。
傳ジローの髪型もアシュラ童子に負けず劣らず、特徴的な髪形をしています。
かなりの長髪で、頭の上で括り大きく上から横へと流しているような感じです。タイヨウの海賊団のアラディンを思い出させますね。
微妙に異なりますが、髪型のイメージはこんな感じです。
そして、長髪でワノ国に関係しそうな人物といえば、やはり思い出すのはこの方、シモツキ村のコウシロウなんですね。
出典:ONE PIECE
錦えもんのイメージでは若いときのコウシロウの印象しかなかったため、髪をくくっている位置が異なったのでしょうが、20年前のコウシロウは31歳ですから、おでんの家臣として過ごすには十分な年齢で、髪も上でくくって上げていたのではないでしょうか。
そして、もともとの名は傳ジローだったのですが、光月家が倒されてしまい、オロチ&カイドウの侵略から逃げるためにワノ国から逃亡し、東の海のシモツキ村を拠点とする。
名前は、傳ジローから光月家の想いを継ぎ、コウシロウへ。
シモツキ村ではいつかオロチ&カイドウを倒してくれる若者を育てるために剣術道場を開きます。
その中で生まれたくいなは、傳ジロー=コウシロウの血を継いでいるためすぐに頭角を現し力をつけていきますが、女性としての自分の変化に気づいたとき、誤って命を落としてしまう。
そんなことがもう今後は無いように願いながらも、自分は剣術道場で剣や心を教え、そしてまたくいなの遺志を継いで旅立ったゾロをいつも想う…のがコウシロウなんだとしたら、という考察です。
あるいはまったくの新キャラクターというのもあり得ますが、もし本当にコウシロウが傳ジローだとしたら、ワノ国でゾロと再会!という流れになって、ワンピース初期から見ている人にとってはたまらないサプライズですね!
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河松・傳ジロー・アシュラ童子の関係
河松と傳ジロー、アシュラ童子との関係はやはり赤鞘九人男として、おでんに仕えていたことでしょう。
しかし錦えもんもカン十郎も雷ぞうも皆一際個性的な連中ですから、もしかしたらおでんに仕える家臣の赤鞘九人男というのは皆、もともとは悪党であったり罪人であったりと、何かしらの過去を抱えた人物の集まりなのかもしれません。
そんな彼らの生き様を変えたのが光月おでんであり、そのおでんの人間性に皆惚れこんだからこそ、どこまでもついていきたいと願い、そして今回の反乱においても、主君がおでんだったからこそ絶対にやり遂げるという想いなのではないでしょうか。
まとめ
今回はワンピース921話で名前が登場した「河松」「傳ジロー」「アシュラ童子」について、その正体や関係性について考察しました。
アシュラ童子に関しては酒天丸でほぼ確定でしょうから、この後すぐに出会っていく流れになるかと思いますが、残り二人はどのようにして出会うのか?
おそらく尾田栄一郎先生の趣味がふんだんに盛り込まれたキャラクターになるのかと思います。楽しみに待ちましょう!
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