ワンピース921話にて過去最高のインパクトを与えてくれた龍のカイドウ。
こんな化け物どうやって倒せばいいんだ!?と思った方も多かったでしょう。
そんなカイドウですが、龍の姿であっても気になるのが腹部にある傷跡です。
最強の生物であるカイドウに傷をつけたのは誰なのか?考察していきます!
龍の明王カイドウの衝撃
本当に最初見た時の衝撃はすごいものがありました。カイドウの超巨大な龍の姿。
出典:ONE PIECE
海を皇帝のように支配する大海賊が四皇ですから、やはりそれなりの実力がなければとは思っていました。
白ひげにしてもビッグ・マムにしても強さが前面に表れていましたよね。白ひげはカッコよさがずば抜けていましたし、ビッグ・マムはどこか面白おかしくもありながら、四皇としての強さをしっかり与えてくれました。
シャンクスに関してはまだまだ秘密がたくさんありそうですが、物語の要所要所に絡んですごく重要な役割を担ってくれていることからも、やはりその力は相当なのでしょう。
そして、ワンピース921話にて、ここにきて四皇ラストのカイドウですが、見た目のインパクトは人型で登場したときをはるかに超えていました。
人型でキッドたちと会いまみえたときもそのでかさや今までの経歴、趣味は自殺なんてぶっ飛んだ内容も、確かにインパクトがありました。
でも今回の龍の姿は凄すぎます。今までの四皇とはケタ違い。
ビッグ・マムに関してはだんだんとその特徴が継ぎ足されていったために全然倒せない恐怖感がワンダーホラーとなって襲ってきましたが、カイドウは最初から無理そうオーラが漂っています。
これは、錦えもんが人数5,000人集めたからと言って本当に倒せる相手なのか?
人数でどうこうなる相手ではないような…そんな絶望も感じてしまいました。
しかもカイドウはワノ国の「明王」です。明王と言えば神様仏様と同じ存在。
そんなカイドウを倒してしまえばそれこそ反発が起こる可能性もあるのではないでしょうか。
おこぼれ町のお婆さんの祈る様子を見るに、すべての人がカイドウやオロチが支配する今の現状をよく思っているわけではないようですが、ワノ国の現状をひっくり返すとなると、相当大変なことになってくると、龍のカイドウを見て感じました。
龍のカイドウにも腹の傷がある
そんな最強生物らしさがビンビン出ているカイドウですが、上空1万mもの高さにある空島から飛び降りても無傷だったのに、何故右腹には大きな傷がついているのでしょうか。
それはやはり、昔カイドウに大傷を負わせたことのある男がいたからです。
その男こそ、ワノ国の伝説の侍であるリューマなのではないでしょうか。
出典:ONE PIECE
リューマは、“空を飛ぶ竜を斬り落とした”という伝説を残す侍です。
スリラーバーク編でホグバックによってブルックの影を入れられ、ジェネラルゾンビとして復活したリューマはゾロと対決します。
対決は、本来の自身の豪剣の戦闘スタイルと、他人であるブルックの西洋剣術・フェンシングのような戦闘スタイルとが異なったことで、心身が合わずにゾロに負けてしまいます。
ゾロは勝利はしたものの、心身ともにあってこその剣士だと言い、彼が生きていた時代に会いたかったと今回の勝負はなかったことにしたのです。
ワノ国ではリューマは伝説の侍であり、英雄と呼ばれています。
その英雄と呼ばれたのも、竜を斬ったことが影響しているのでしょう。
もともとワノ国では竜は悪い存在であり、現段階ではカイドウのみが龍と判明していますが、カイドウ以外にも悪さをする竜がいたのかもしれません。
その竜たちをリューマが切って倒したことが一つの平和につながったのでしょう。
当時はリューマのおかげで悪さをする竜がいなくなり、年に一回の火祭りを行う背景にあるのは、今後も竜による悪さが起こらないよう、鎮めるための祭りなのかもしれません。
リューマほどの剣豪がいなくなってしまい、だんだんと酒やご馳走を送ることで鎮めることに代わっていったのでしょう。
その状況を徐々に理解していった竜ですが、リューマとの古傷があって思うようには動けない。
そんなときにビッグ・マムからの手助けや、悪魔の実を食べたことによって心身が回復し、より強大な悪となって蘇ったのではないでしょうか。
カイドウの天敵は秋水を持つゾロ?
ここまでの考察で、今も残る大きな傷跡を持つカイドウにどうやって戦えばいいのかと考えましたが、以前古傷を与えた相手をもう一度思い浮かばせることで恐怖を与えればよいのではないでしょうか。
そう、リューマの存在をもう一度思い起こさせることです。
でも今現在リューマは生きていない。ですが、リューマを同じようにカイドウの古傷にダメージを与える存在ならまだあります。
それが、刀“秋水”です。この刀で昔竜を斬りつけた、もしくはそうでなくてもリューマの思念が今も秋水の中に刻まれているとしたら、カイドウにとっては相当なダメージです。
そして、今その秋水を持つのは、ゾロですね。
ゾロはワノ国において現在迷子中ですが、どの章においてもゾロは最後には最高の戦力として敵に立ち向かってくれています。
今回のワノ国編では相当な活躍を見せるはず!そう、秋水をもってカイドウと戦うという非常に重要なポジションにいるわけですから、ワノ国の侍から受け継いだ魂をここで発揮してほしいですね。
ちなみに、これまで考えたカイドウの倒し方はコチラです。
関連 【ワンピース】カイドウに勝つ方法とは?最強生物の倒し方考察
まとめ
今回はワノ国の明王カイドウの腹の傷をつけたのはリューマであり、そしてリューマの刀を受け継いでいるゾロがワノ国編の重要キーパーソンであることを考察しました。
最強生物とどんなに言われようと、生き物である以上は必ずどこかに弱点があると思います。それが、ゾロが持つ秋水なのではと思うんですよね。
現在迷子中で完全に見放されていますが、これからのゾロの活躍に大いに期待ですね!
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