ワンピース922話においてカイドウはおでん城に対して「懐かしい」と発言していました。
この「懐かしい」には重要な伏線が隠されていると強く思えます。
そこで、なぜカイドウがおでん城に対して「懐かしい」と発言したのか考察していきます!
おでん城を「懐かしい」と言ったカイドウ
カイドウがおでん城を「懐かしい」と言ったのはバジル・ホーキンスからの言葉を聞いたときでした。
ホーキンス『カイドウ総督!!!
“麦わらのルフィ”と“トラファルガー・ロー”を探しているのなら!!
奴らは「おでん城跡」に!! 隠れています!!!』
出典:ONE PIECE
ここで、カイドウの反応は『!?』でしたね。まさかそんなところに!?というような驚きの反応に見えます。
そしてカイドウはおでん城を吹き飛ばす行動に出る前に、昔を思い出すかのように語ります。
カイドウ『懐かしいな……
確かにいい隠れ家だ…』
出典:ONE PIECE
「懐かしい」と言うからには、何か深い思い入れがあるとか関わりがあったことを想像してしまいますよね。
カイドウがおでん城を「懐かしい」理由
カイドウがおでん城を「懐かしい」と思うためには、それ相応の関わりがないと思えない発言です。
実際にカイドウがおでん城と関わったと判明しているのは、おでん城を焼き尽くした行為に出たときと、光月おでんを処刑した際(だと思われる)にモモの助に言った「お前の父はバカ殿だ」と行ったときの2場面です。
両方とも、おでん及びおでんの家臣がかなりの抵抗を試みたと思われます。
しかしそれをカイドウが一網打尽にした結果、今のように光月家は悪霊扱いとなり、カイドウは国の守り神となったのでしょう。
ただ、そうやって抵抗を試みた一族のいる場所だと言っても「懐かしい」と発言するでしょうか?
一つ考えられるとしたら、カイドウが昔おでん城に住んでいた、というのは無きにしも非ずといったところです。
20年前に抵抗したおでんたちの勢力を根こそぎやっつけるためにおでん城を拠点としてある程度動いた時期があった、とすれば、何となくカイドウにとっても懐かしい場所にはなるのかもしれません。
または、もともとカイドウが光月おでんの家臣だとしたらどうでしょうか。
この線は限りなく薄いのですが、カイドウという人物も実は九里の出身であり、名もなき一人の侍としておでんに仕えていたが、いつしか自らの闇の心が大きくなって自分がワノ国を支配したい、反乱を起こしたいと思った。
それはもしかしたら、ワノ国独自の資源でもある「酒鉄鉱」を見つけたからかもしれませんね。
関連 【ワンピース】ワノ国カイドウの武器工場が影響する公害とは?
どうにかしてこれを自分だけのものにするにはと考えた時、たまたまワノ国に流れ着いた悪魔の実が、龍となる悪魔の実だった。
その悪魔の実を食べると龍となってしまい、ワノ国には住めない巨体なので鬼ヶ島へと移り、そこから同志としてオロチを仲間に引き入れ、ワノ国を制圧する行動を起こした。
このように考えましたが…まず時系列的に合わなくなってしまうのでかなりこの線は薄いかなと思っています。
ビッグ・マムとの関わりがあったことや、ロックスとの関係がある可能性があるカイドウなので、おでんの家臣でいた時期があるとするのは考えにくいですね。
すんなり考えれば、おでんというカイドウに歯向かった勢力がいた場所だったな、くらいのことなのかもしれませんが、真相はどうなのでしょうか。
酒天丸が過去を回想したシーンでカイドウと対峙していましたが、どのような展開でこの事件が起こったのか、過去の回想が気になりますね!
まとめ
今回はワンピース922話でカイドウが発言した「懐かしい」という言葉に着目して考察しました。
実際、おでん城を拠点としておでんや錦えもんたち家臣がカイドウやオロチと戦っていったと思いますので、その因縁の場所として「懐かしい」ということなのかもしれませんが。
たった一つの言葉でも様々な解釈ができるワンピース。これからの展開が楽しみですね!
関連 【ワンピース】最新話922ネタバレ考察!龍のカイドウとルフィ対決!
関連 【ワンピース】カイドウの胸の傷と酒天丸=アシュラ童子との関係
関連 【ワンピース】カイドウは能力者?正体や強さに海賊団について考察
Leave a Reply