現在麦わらの一味と同盟を結んでいるミンク族は“世界の夜明け”というキーワードにとても敏感であり、常に待ち続けている様子が伺えますよね。
特にネコマムシとペドロは自らの発言で、世界の夜明けを「待つ」「信じる」と口にしていました。
そしてまた光月家もミンク族同様に、世界の夜明けを待っていることが分かりました。
今回は彼ら光月家とミンク族が“世界の夜明け”を待つ理由とその真相について考察していきます。
ミンク族と光月家が世界の夜明けを待つ理由
ミンク族と光月家が何百年も世界の夜明けを待ち続けているのは、現在の世界が夜、つまり闇の中に覆われているからに他なりません。
夜が明けるということは、闇に覆われている世界に光が差すこと。
夜であるということは、暗くて遠くまで見えませんが、夜明けとなり陽が差した世界は、遠くまでも明るくどこまでも見える世界になるということ。
きっと、夜であるというのは、何かの支配の中にがんじがらめになっている世界なのでしょう。
そしてそれが当てはまるのは「天竜人による支配」の世界。
これは約800年前の世界政府の設立以降、ずっと続いている世界観であり、天竜人こそが世界の頂点であるという時代を意味します。
その世界を壊し、天竜人の支配を止め、すべての人が自由を勝ち取ること。
そういった自由な時代が始まることが、夜明けなのではないでしょうか。
ミンク族と光月家にとって自由は得難きもの
今のミンク族と光月家にとって、自由はとても得難いものです。
何故なら、ミンク族は数百年もの間、光月家は判明している限りここ20年の間、世界から排除されている存在だからです。
そしてさらに考えられるのは、ミンク族と光月家は世界政府を築いた者=天竜人によって滅ぼされた巨大な王国の末裔だからこそ、現在は虐げられた存在になっているのではということが考えられます。
現在、その巨大な王国は月と密接な関係があるのではないかと考えられています。エネルが月に行った際に独特な文明を発見したことからです。
この文明こそが巨大な王国の文明であり、彼らに共通するイニシャルが「D」だった。
そのため、Dの名を持つ者こそが、現在の神である天竜人の天敵と言えるのでしょう。
このようにDと通じているミンク族や光月家だからこそ、ルフィの心からの素直な気持ちや行動に反応したのかもしれません。
ペドロはこのように叫んでいます。
ペドロ『おれは思う
ルフィ達こそが数百年間我ら一族と“光月家”が待ち続けた
世界を夜明けへと導く者達だ!!』
出典:ONE PIECE
ルフィ達はワンピースを目指しています。現在ロードポーネグリフも二つ集まり、残り二つとなりました。
ロジャーはラフテルに到達はしましたが、世界を夜明けへと導くことはできなかった。その時は何か条件が足りなかったのかもしれません。
ですがルフィなら、すべての民族を友達として迎え入れ、自らの自由のために信念を持って生きるルフィなら、この天竜人と世界政府が支配している世界をひっくり返し、自由な世界を導くのではないでしょうか。
まとめ
今回は、ミンク族と光月家が待ち望んでいる世界の夜明けについて、その理由と真相を考察しました。
ミンク族と光月家は現在世界から追いやられているDという存在と巨大な王国と、密接な関係があるからこそ、そして今現在の世界からは虐げられているからこそ、本当に夜明けを待ち望んでいるのだと思います。
カイドウをルフィが倒せば三つ目のロードポーネグリフが手に入ります。揃った時にどうなるのか、世界の行く末がどうなるのか、楽しみに待ちましょう!
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