ワンピースの世界会議(レヴェリー)編にて、聖地マリージョアに登場したジュエリー・ボニー。
彼女の目的は、近しい関係であろうバーソロミュー・くまを助けるための潜入だと読み取れます。
この二人にどんな関係があるのか?またベガパンクとの関係についても考察していきます!
ボニーがマリージョアに登場したシーン
ジュエリー・ボニーがマリージョアに登場したのは、ワンピース908話です。
自身の能力を活かして年齢を操作し、ソルベ王国の王太后コニ―として潜入したボニー。
そこで彼女が確認したのは、現七武海の一角であるバーソロミュー・くまが、「無敵奴隷くま」として、天竜人の間でレンタル奴隷となって貸し出され虐待を受けていた場面でした。
それを見たボニーは涙を流して心の中でつぶやきます。
許さねェ……!!
絶対に……‼
絶対に!!!
出典:ONE PIECE
この言葉からも、単なる友人などではなく、もっと深い血縁関係であったり、恋人関係だったりと、二人の間には強い関係性があることが分かります。
ボニーとくまとの関係
ふたりの間の強い関係というのは父子、もしくは母子、の関係でしょう。
夫婦というと少し二人に年齢差がありすぎると思うので、親子の関係がしっくりくる気がします。
もともとボニーの能力は変装できるのではなく年齢の操作ですが、年齢を操作した姿で天竜門の門番からは「ソルベ王国の王太后コニ―」としっかり認識されていました。
王太后とは「先代国王の后=先代国王の妻」となります。認識されるということは、コニ―が実在する人物ということで間違いありません。
そしてワンピース908話ではじめて、くまが元ソルベ王国国王だったことが判明します。
このまますんなり通すと、王太后であるコニ―=ボニーの息子がくま、と考えるのが妥当です。
ただ、親子って似ているものですから、もしかしたらボニーが年齢を重ねると現王太后のコニ―にそっくりなのかもしれませんよね。
そうすると、今ソルベ王国としてレヴェリーに出席しているのは王太后のコニ―なのですが、マリージョアにボニーが登場する際に怪しまれてはいけないので祖母のコニ―となって侵入した。
そして年齢操作を解き、父のくまを救うために計画を実行する…というのも考えられるので、くまが父でボニーが娘、なのかもしれません。
ボニーとくまとベガパンクとの関係
くまとベガパンクについては、くまが自分で説明しているシーンがあります。
出典:ONE PIECE
ベガパンクは世界政府に所属している科学者であり、くまはベガパンクによって人間兵器(パシフィスタ)へと改造させられました。
このことから、改造させられたのならその直し方も本人ならわかるはず、と娘か母か、血縁の近いボニーなら思うはずです。
頂上戦争で人間としての感情を全く失ったくまを見て、ボニーは『何もかもあいつのせいだ…!!!』とつぶやいていますから。
そこで、ベガパンクを探し出し、くまを直すようにする目的で海賊になったのでは?と考えます。
また、マリージョアには他にもくまを助けたいという目的で、サボをはじめ革命軍が潜入しています。
この二組が協力してくまをどうにかして救い出し、ベガパンクの手で元通りに直してほしいですね!
ボニーとくまと世界政府
ボニーは海賊である最中、世界政府に二度捕らえられています。その度に脱走していますが、くまと親子関係にあるボニーだとしたら、政府にとってはあまり好ましい人物ではないですよね。
政府としては邪魔なボニーを捕らえ、くまが一切反抗できないように仕向けていた。
そう考えると、パシフィスタがほぼ完成した今となってはくまもボニーも必要ないので、くまはこのままレンタル奴隷として、そしてボニーは口封じのために処刑、として追い詰められていくような気がします。
こうならないように、何としても革命軍にはくまを救ってほしい!そしてボニーも!
もしかしたらボニーは革命軍とも何らかのつながりがあるかもしれませんね。あるいはくまが娘もしくは母であるボニーのことを革命軍の間で話を出しているかも。
そうしたらくま奪還のために天竜人の行いに対して、ぜひここマリージョアで鉄拳制裁してほしい!と思います。
まとめ
ボニーとくま、そして世界政府に所属しているベガパンクとの関係について迫ってみました。
二人ともワンピースの世界の中でかなり虐げられている存在なので、どうにか救われてほしい!
そんな未来が来るような展開を期待しています。