ワンピース914話~917話の扉絵で、海賊を廃業し染物職人に転向したベラミーの今が描かれていましたね。
ルフィと別れる際も、子分にゃならねェが念の為こいつは貰っとく、とルフィのビブルカードを手にしたベラミー。
今後どのようにベラミーがルフィとかかわっていくのかを考察しました!
ベラミーが海賊旗染物職人となるまで
ベラミーが海賊から染物職人へと転向した様子を追っていきます。
かつてはモックタウンにて「夢見る時代は終わった」とルフィたちを嘲笑していた「ハイエナのベラミー」。
出典:ONE PIECE
しかしルフィに一撃で沈められ、ドフラミンゴにも見捨てられた後、空島に行くきっかけがあり、仲間をすべて失ってしまいます。
この出来事でベラミーの世界観は変わりました。
仲間をすべて失ったことで、初めて失意を感じたり、仲間への想い、孤独、独りでは何もできないことを痛感したのかもしれません。
その後、空島で手に入れた黄金を手土産に再びドフラミンゴの傘下となります。
ドレスローザにてルフィと再会したときは2年前よりもかなり成長した姿を見せたベラミーでしたが、ドフラミンゴを崇拝したあまり最後まで駒として使われてしまいます。
おそらくは一度信じた人をとことん信じ、その人の役に立つことで自分自身の存在を認めたかったのだと思いますが、ドフラミンゴは冷徹で、何の期待もしていませんでした。
最後までドフラミンゴには認められませんでしたが、ルフィは空島に行って変わったベラミーを認め、「友達だ」と言ってくれたのです。
ルフィとは、ドフラミンゴへの崇拝から脱却するため、自分の疎かなプライドのため、最後に勝負を挑みますが、モックタウンのときのように沈められます。
ですが、その時に抱いたのは感謝の気持ちでした。
ルフィにこそ、これからは自分の力を注げるようになりたいと思ったのでしょう。
このときにはすでに、海賊とは別の道を歩むと決めていたのかもしれません。
ルフィとはすでに男と男として分かり合っているような印象ですが、今までにもさんざん迷惑をかけてきたので、同じ道では力になれないと思ったのかもしれませんね。
そしてドレスローザ編の終了間際、ベラミーはルフィのビブルカードを受け取り、ある場所へと向かっていきます。
ベラミーが向かった染物の町での出来事
ベラミーの行方が判明したのが、ワンピース914話の扉絵で、向かったのは染物の町でした。
多くの染物が風になびく町で、中にはどうやらシャンクスの赤髪海賊団の海賊旗もあるので、この町はシャンクスのナワバリなのでしょう。
そして、ワンピース915話では親方のもとへ弟子入りし、修行中の様子が描かれています。
とてもシンプルな海賊旗なので、入門するところかもしれませんし、何度か修行を重ねて同じ海賊旗を何度も何度も描き続けているところかもしれません。
親方にいろいろ言われながらも、汗をかきながら必死に海賊旗を塗っているその姿は、今までのベラミーには感じられない気迫や、本気で目指すという心意気が感じられます。
もしかしたらベラミーはもともとデザインのセンスがあり、自分なりの夢を目指すなら海賊旗を一から作ること、と思い立ったのかもしれませんね。
そしてワンピース917話ではいよいよ一から海賊旗の構図を描いている様子が見受けられますが、ワンピースファンなら誰もが分かる海賊旗ですね。
出典:ONE PIECE
そう、ルフィたち麦わらの一味の海賊旗です。
この海賊旗は時同じくしてビッグ・マム海賊団との一戦で燃やされてしまったので、ベラミーが作るタイミングとしてはベストですよね!
ワノ国編は錦えもんの作戦がこのままスムーズにいくならば、確実に2週間はワノ国に留まることとなります。
その後ログポースがたまるまでどれくらいの時間を要するのかはわかりませんが、ベラミーの今の本気度なら、麦わらの一味の新しい海賊旗が出来上がるまでそうそう時間はかからないのではないでしょうか。
出来上がり次第、新しい海賊旗をもって、ルフィのビブルカードを頼りにして再会するのかもしれませんね。
ベラミーの新しい夢
ここまで考察するに、ベラミーの新しい夢は『自分が作った海賊旗を付けた麦わらの一味の船がラフテルまで到達し、海賊王になること』ではないでしょうか。
そのためなら、もし今後まだ海賊旗が破損するようなことがあっても、一流の染物職人となるべく目指しているベラミーがいつでも力になってやる、という意気込みでしょう。
ベラミーの夢を背負って、麦わらの一味が航海し、夢を叶えるその日が楽しみですね!
まとめ
今回はワンピース914話~917話の扉絵で久しぶりに登場したベラミーについて、その軌跡と今後の行動について考察しました。
ベラミーはドレスローザでの一件でルフィに憧れを抱き、一人の男としてその力になりたいと改めて思ったのでしょう。
そうして自らが選んだ道が、これまでなかなか思いつかなかった海賊旗の染物職人という道。素晴らしいと思います!
ベラミーの夢を乗せていく麦わら一味と考えると、なんだかグッときますね!!
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