2018年11月12日に発売になったジャンプに掲載された『僕のヒーローアカデミア』205話のネタバレです。
前回、パワーアップした飯田の姿が披露されましたが、鉄哲と戦っている轟もついに覚醒を迎えるようです!
父親のエンデヴァーから「体の熱を限界まで引き上げろ!」と言われていたので、ここがその限界突破のときになりそうですね。
対して鉄哲はどう戦うか?見ものとなる205話です!
僕のヒーローアカデミア205話「遠回り」ネタバレ
僕のヒーローアカデミア205話「遠回り」のネタバレです。
氷結も炎熱も意に介さず、鉄哲に接近され胸ぐらをつかまれた轟は、以前から父親エンデヴァーに言われていたように身体の熱を限界まで引き上げようとします。
ここで轟は、体育祭での父エンデヴァーの言葉を思い出します。
エンデヴァー『炎熱の操作…
ベタ踏みでまだまだ危なっかしいもんだが
子どもじみた駄々を捨てて
ようやくお前は俺の上位互換となった』
引用:僕のヒーローアカデミア
父としては轟の力を常に認めていたということですね。
そして、「君の力じゃないか!」と響いたデクの言葉も思い出します。
瞬間、轟を掴んでいた鉄哲の手がジリジリと焼け、あちっ!と鉄哲は轟から距離を離してしまいます。
「退け 溶けちまうぞ」ともっともっと自分自身を燃やしていく轟。
あまりの熱にカメラの映像が乱れます。
オールマイトも、「轟少年…エンデヴァーの火力を…」と、轟が覚醒したことを認めます。
出典:僕のヒーローアカデミア
轟の覚醒によって勝負あったかに見えましたが、この熱量が非常にイカレたものだと察した鉄哲。
鉄哲自身も今熱を内に溜めこんでいるので、今の轟の状態がどういうものなのか瞬時に理解します。
それは相当キツイはず、そして長くはもたないだろうとふんだ鉄哲は、退くどころか逆に接近戦に持ち込み熱量の我慢比べをし始めます。
このままでは火傷どころじゃ済まなくなるぞと忠告する轟ですが、鉄哲は聞き入れません。
それよりも訓練で命を懸けれない奴は実践の本番でも懸けられるわけがないと、格上と限界は常に超えるためにあるから、更に向こうへ行くぞ!と攻め立てます。
そんな鉄哲に対し「うるせェな」と一喝した轟は、更に熱量を上げます。
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一方離れた場所で戦っていたポニーと障子。
だいぶ離れていたはずなのに熱量を感じ取れることに焦るポニーは、鉄哲のサポートに行かないとと作戦を変更します。
一気に勝負をつけようとするポニーと、さらに多くの触手を出して迎えうつ障子。
出典:僕のヒーローアカデミア
4本の角を飛ばすポニーですが、3本は障子に捕まれます。
しかし残り一本は外したかと思いきや、後ろから障子に攻撃!
と思いきや障子も触手の目を出し後ろからの攻撃にも対応していたので、しっかりと最後の角も掴んでしまいます。
その隙に尾白がポニーの角が飛ばないよう、「尾空旋舞」で角を壊しながらもポニーの頭の角を掴んで尻尾で拘束します。
捜査する角を発射させなければ脅威はないとのこと。
障子は自分がポニーを拘束して牢に連れていくから、尾白は轟のサポートに向かうように指示します。
しかし時同じくして骨抜柔造が現れ、地面を「柔化」させて逆に障子を捕まえてしまいます。
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再び場面変わって轟と鉄哲。
エンデヴァーの火力まで熱量を更に上昇させた轟ですが、鉄哲は退く様子がなく逆にどんどん攻めてきます。
ガガガガ…!!とパンチを連打し、一気に勝負をかけてきているようです。
轟は眩暈がして体が思うように動かせない状況。
冷やすにしても一旦鉄哲を退かせなければさらに攻め込まれてしまいます。
ここでもっと限界を超えなければと力を込める轟。
そこへ、背後に現れた骨抜柔造からの一言「鉄哲とけちゃうよ」と地面の柔化。
これにより一瞬轟がバランスを崩し、ただ前にいる鉄哲だけを見る緊張が解けたのか、熱も収まっているような描写です。
この隙に骨抜柔造が投げた柱により、轟は予想外のダメージをくらい、さらに熱と相まって意識もなくなってしまいます。
鉄哲も攻めたいところですが、長時間も轟の熱に当たったからかふらふらしている様子。
ここで骨抜柔造が柔化した地面と共に轟を固めようとします。
その瞬間、飯田が現れレシプロターボにより強烈な一撃を骨抜柔造にくらわせます。
骨抜柔造の硬いマスクが半分壊れてしまうほどの強烈な蹴りでした。
出典:僕のヒーローアカデミア
気を失った轟を担ぎ、救助が先決と逃げ去ろうとする飯田。
鉄哲は「逃げんじゃねー!」と、黒焦げになりながらも叫びます。
戦いよりも人を助けることに重きを置いている飯田だからこその行動ですね。
骨抜柔造は、飯田のレシプロターボのことは制御がきかないということを鵜呑みにしていたこともあり、飯田がしっかり制御して強力な一撃を放つあたりに完全に自分がミスったと悟ります。
このまま負けて悔しいというのはなく、ただ負けたと思うだけ。
でも自分のミスで友達が負けるのは嫌だと、最後に鉄哲に大きな柱を押すように指示を出します。
最後の力で柱を鉄哲が押し、大きな柱が飯田と轟に向かって倒れます。
柱からは逃げきれずに飯田は下敷きとなり、ダウン。
骨抜柔造と鉄哲も、最後の力を振り絞っての攻撃だったため、ダウン。
何と全員がダウンしてしまいました!
ここにいる4人は気を失った状態に見えますが、勝負の行方はどうなったのか?相打ちで引き分けか?
僕のヒーローアカデミア205話「遠回り」感想
今回で限界を超えそうだった轟。何度も熱量を上げ続けていましたし、離れた場所でも感じるくらいの広範囲に及ぶ熱量でしたが、それでもまだ限界を超えるには至っていないようですね。
今までの自分からなりたい自分になるためには、遠回りしてきた過去も認めていけということなのでしょう。
出典:僕のヒーローアカデミア
憎んでいた父親の炎を自分自身の力として受け入れ、その熱量をどんどん引き出していく姿は、轟自身の精神的な成長が見えますよね。
最終的にいつ限界を突破するのか楽しみですね!
そして、鉄哲の言うことももっともだなと思いました。練習でできないことが本番でできるわけがない、というのはごもっとも。
それだけこの戦いに命をかけていたということなのでしょう。
でも鉄哲が、どんどん熱量を上げていく轟にしっかり対抗しているのは驚きました!
轟が「火傷どころじゃ済まなくなる」など警告しているにもかかわらず突っ込み、更に攻撃までどんどんくらわせているところを見ると、鉄哲が今後実践で確実に生きるなと思いました。
さらに、これまで活躍の場があまり披露されていなかった骨抜柔造も、個性を十分に使いこなしていたので頼れる存在になってきましたね!
205話の後半戦では「柔化」ができる骨抜柔造がすべてをかっさらっていった気もするほどです。
今後はこの個性をもっと使いこなす場が出てくるのではないでしょうか。
そしてそして、轟を助けた飯田も素晴らしいパフォーマンスでしたね。
当てた攻撃は蹴り一発のみですが、その蹴りだけでも相当な威力があったのは間違いありません。
さらに、サポートとして轟を助け、ラストでは自分と道連れになるのではなく、より遠くまで轟を飛ばして助けることを最優先するその姿勢が素晴らしいです。
キャラそれぞれが如何なく個性を発揮し、轟と鉄哲、飯田と骨抜柔造、それぞれがお互いに引き立て合っていたのかなと感じる回でしたね。
さてA組とB組の第3セットの訓練はどちらが制したのか?次回が見ものですね!
僕のヒーローアカデミア205話まとめ
僕のヒーローアカデミア205話のネタバレと感想考察でした。最後に簡単にまとめます。
轟は炎の力を受け入れてどんどん放出していくが、限界を超えるには至っていない
炎の力を受け入れた轟に対しても攻め立てる鉄哲の本気
ポニーは障子と尾白が協力して拘束するが、骨抜柔造により地面が柔化されポニーは奪い取られる
轟は限界を超える間際に骨抜柔造にやられるが、飯田が助ける
骨抜柔造と鉄哲が最後の力で柱を倒し、飯田と轟は巻き込まれて全員ダウン
かなり白熱した第3セットだったのではないかと思います!この戦いを経てそれぞれが成長したでしょうし、特に轟と鉄哲はお互いに今まで以上の強さを発揮していましたよね。
今後さらに実践で活躍するキャラがこの中から大いに生まれそうですね。
次回、どのような決着となるのか、206話が楽しみですね!