週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』628話のネタバレです。
傷だらけの信ですが、倒れずに気合で龐煖と渡り合って行きます。
そして信と龐煖が戦っている最中に、龐煖の使っていた矛が壊れてしまいます。
すると信はその隙を突いて、龐煖に渾身の一撃を浴びせて、見事討ち取りました。
趙軍にとって致命的な一撃を与えた秦軍は、ここからどの様な行動に移るのでしょうか!?
それでは、気になる『キングダム』最新話628話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
キングダム628話ネタバレ
では、『キングダム』最新話628話「命の火」のネタバレです!
キングダム628話ネタバレ:龐煖の過去
現在の朱海平原の戦いからかなり時が遡り…
ある山間の小さな村での出来事
とある夫婦がその村にやってきて、自らの手から発せられる気功?で怪我人を治療していた。
ある村人は足が治ったと言い、ある村人は今まで動かなかった腕が動かせると言い、まさに天の使いだと皆が認めていた。
この夫婦は龐夫妻と言い、そもそもは半年前に流行り病に襲われてしまったこの村を、その不思議な力で救ってくれたのだという。
このことが噂を呼び、話を聞きつけてやってきた他の村の人の怪我や病気も、優しい笑顔で治していた。
村の長老は、龐夫妻がいてくれるから村が活気づいてくれたと喜ぶ。
そこへ付き人が、夫妻だけではなく、赤ん坊がいるではありませんかと籠に入っている赤ん坊について触れる。
この赤ん坊も強い力をもって生まれてきたに違いないと話す村人たちだったが…
キングダム628話ネタバレ:龐煖の過去②
そこへ現れたのが、龐煖を思わせるようなマントを付けている巨体の人物!
龐煖と同じ矛を持っていることから、おそらくは龐煖の師に当たる人物なのだろう。
その人物は、持っていた矛を振り下ろし、目の前にいた龐夫妻を含め村人たちを斬り刻む。
しかし何も我武者羅に斬り刻んだのではない。
その巨体の人物の通った後、その道筋内にいた人物だけが殺されているため、ただ単に通り道の邪魔だったから斬った、そんなおぞましい感覚を覚える…。
斬られてしまい命がわずかな龐夫妻は、必死の思いで目の前にある、半分に切られてしまった籠へ手を伸ばす…。
そこには赤ん坊はいなかった。
けん…煖…と子供の名を呼ぶ母親だったが、命が潰えてしまった。
そして、森の中に入っていく龐煖の師。
その手が掴んでいたのは赤ん坊の龐煖。
おぎゃあおぎゃあと泣き喚くも聞き入れてくれるわけもなく…
そんな過去を思い出していた龐煖だったが、その目は閉じ、人生の幕を下ろしたのだった。
キングダム628話ネタバレ:龐煖を信が倒す!
飛信隊の誰もが、この情景をうまく処理することができず、ただ口を大きく開け、目を見開き、驚いていた。
しかしだんだんと状況を飲み込み、目からは涙がこぼれ、そして叫ぶ。
信が!!龐煖を倒したァーーー!!!
泣きわめく田永たちに、那貫は河了貂を想って声を掛ける。
渕も泣き、信殿!!とただその名を呼ぶ。
楚水は言葉を出すことすらできず、目を覆って泣いている。
尾平もこの状況を知り、涙があふれる。
やっと龐煖を倒したのだ。
王騎も麃公も、そして今抱えている羌瘣も勝つことができなかった、あの龐煖を、信が倒した!
俺たちの信が倒したのだ!!
キングダム628話ネタバレ:龐煖のやり方ではなかった
この飛信隊の歓声は一気に戦場に響き渡り、情報が知れ渡っていく!
正面側にいた王翦の元にも伝わり、蒙恬と王賁も驚きを隠せない…。
そして趙軍もまた同様に驚いていた。
カイネは言葉も出せずにいた…。
しかし李牧だけは、この状況を冷静に見ていた。
まずは龐煖に対し、最後をしっかりと見届けたと告げる。
そして立ち尽くしている信のこともじっと見つめる。
ここでカイネが李牧に問う。
龐煖は人を超えようとしていて、その目的が人を救うためだったとするなら、その龐煖が敗れたなら人は人でしかなく、人は、戦いでは救われないということなのでしょうか?と…。
これに対し李牧はそうだ、と言い、龐煖のやり方では無理だったのだと伝える。
龐煖のやり方でないなら?とカイネが更に聞くと、他の方法で人の世を救うとしている人物が西にいると答える李牧。
その人物こそ、秦王嬴政だった。
この中華を武力で統一し、戦のない新世界を作るとしている嬴政。
しかしそれには、今度が李牧たちが否定しなければならない。
だからこそ今趙は敗れるわけにはいかない!
キングダム628話ネタバレ:飛信隊に起こる異変
李牧は黄巴に撤退の伝令をするように伝える。
そもそもこの朱海平原の戦いは、鄴の攻防戦だった。
王翦軍は李牧軍の足止めに来たに過ぎない。
本当なら王翦軍はこの朱海平原で葬りたかったという李牧だが、しかし戦力は十分に削ったとも豪語する。
既に各将には後退戦術は伝えていると言い、すぐに全軍を南下させ、鄴を解放しに向かう!
李牧が逃げるぞ!と亜花錦を中心に追いかける!
しかし、秦右翼の主力である飛信隊にも異変が起きていた。
キングダム628話ネタバレ:命の火が尽きていた
自分の馬を使ってください!と飛信隊の兵士が信に声を掛ける。
また田永も、もう戦わなくていいし付いてくるだけでもいい、休んでいてもいいぞ、と信を気遣う。
しかし、信の顔を覗き込んだ兵士が、うわぁ!!と驚く。
おい、冗談止めろ信!!と田永が何度も信の名を呼ぶ!
尾平に抱えられている羌瘣は泣いていた。
つぶやくようにして声を出す。
もう、尽きていたんだ。
とっくに、ずっと前から…
信の、命の火は…
消えていた…
キングダム628話ネタバレまとめ
せっかく龐煖を倒したというのに、信の命までもが尽きていたとは…
羌瘣から完全にその言葉が出るということは、真実なのでしょうが…
さすがに信がここで死んでしまうというのはないと思うので、どうやって生き返ってくるのか、非常に注目です!
次回の『キングダム』第629話を楽しみに待ちましょう!
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