2018年11月19日に発売になったジャンプに掲載の漫画『ブラッククローバー』182話のネタバレです。
前回の181話では兄の意地を見せてランギルスを倒したフィンラル。
徐々に人間側が巻き返しを図っているように見えますが、エルフ側も本拠地では黒の暴牛のゴーシュが妹のマリーと共にエルフの姿で現れ、ライアが完全体になっていたりと、エルフ側の動きがかなり激しくなってきています。
今回はファナとヴェットが再転生され、いよいよエルフ側の準備が整ったという状況。
人間側はどう立ち向かっていくのでしょうか?
では、ブラッククローバー182話のネタバレをお送りします。
前回をまだ読んでいない方は下記の記事からどうぞ。
関連 【ブラッククローバー】181話ネタバレ感想!ゴーシュ登場で役者揃う
ブラッククローバー182話「セフィラの徒」ネタバレ
2つの巨大な魔導具が破壊され、内部の水が溢れ出ています。
ライアがそこに辿り着くと、現れたのは再転生したファナとヴェットでした。
出典:ブラッククローバー
前の転生のことを覚えているかライアが聞くと、2人ともしっかりと覚えている様子。
ただ、今回は時間がなくて2人とも15歳までにしか培養できなかったようです。

このまったく同じマナの複製体を創り出す培養技術はサリーの研究によるもののようです。
残念ながらもう死んじゃってんだろーけど、と言うライアの表情と言葉が一致していませんね。
ファナは、今回の方が自分の意識がはっきりしているようです。
前回の転生は“邪眼”で無理やり後押ししたものだから、副作用の邪心がより強かったのだろうとライアは予想します。
更にサラマンダーがいなくなったとファナは言います。
サラマンダーがいなくてもファナは充分強いだろと諭すライア。しかし心の中では新しい資格者が現れたことを気に掛けます。
ファナは、少なくとも人間なんかには負けっこない!と意気込んでいます。
ただ、培養技術で出てきたばかりの2人は裸だったので、服を着てくれとヴェットに言われるファナなのでした。
場面が変わり、転生したエルフたちは人間が作り上げた虚構の王都も終わりだと話しています。
天塔が浮き始めたことで、上に「彼ら」が揃ったのだと。
このときのために掲示を受けた彼ら、というのがエルフの導き手でもある「セフィラの徒」です。
セフィラの徒はリヒト、パトリ、ライア、ファナ、ヴェット、ドロワ(エクラはドロワのそばにいる)など含め、光を放つ位置にいる10人を呼ぶようですね。
パトリはリヒトを呼びますが、リヒトは無反応。
ライアはパトリの肩に手を置き、今はあの状態だがリヒトが中にいるのは確かであり、転生が完全に契約されれば元のリヒトに戻る、とパトリをフォローします。
ここでパトリはユノがいないことに気づきます。
ライアからは、転生しているはずなのに何故か人格が元の人間のままだったと言われ驚くパトリ。
ただ、迎えを出しているから大丈夫とライアからは言われます。
そして、セフィラの徒は皆が一斉にグラビド岩石に魔力を込め始めました。
こうして魔力が込められることで、クローバー城に封じ込められていた「冥府への扉」が開かれることとなってしまいます。
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クローバー城から離れている場所からも、その異様なまでに大きく黒い闇のような城が見えています。
出典:ブラッククローバー
あれは何かと尋ねるミモザに対し、対峙していたエルフ(ダヴィド)が説明してくれました。
「冥府への扉」と言われた黒い城は、古代の盟約でいにしえのエルフが人間へと託したこの世とあの世の境の魔法空間であり、その名を“影の王宮”とのこと。
神の啓示を受け取れる10人のエルフを“セフィラの徒”と呼び、彼らだけが開くことのできる場所のようです。
影の王宮の奥地にある台座に最後の魔石をはめ込めばエルフの転生が完全に契約されてしまいます。
そして、今転生している元の人間の魂については、冥府へ送られる引換条件となっているようです。
そんなことは美しい私がさせない!と、ミモザの兄キルシュが攻撃しますが、ダヴィドのダイス魔法で相殺させ、ムダだと思うけど頑張ってみなとこの場を立ち去るエルフ(ダヴィド)。
ダヴィドのダイス魔法は出た目が大きいほどその状況に有利な効果が出ますが、エルフ(ダヴィド)が出したのは数字の2でした。
2でキルシュの攻撃を相殺できるほどの威力なので、デタラメすぎると青ざめるミモザ。
影の王宮の出現を見たヤミは、あの向こうに広がるのが魔法空間かと察知し、ろくなことにならなそーだと判断します。
ジャックはそんなヤミに対し、オレ達も行ってやろーじゃねぇかとかなり好戦ムード。
そんなヤミとジャックに対し、「セフィラの徒のわずかな邪魔もさせない」とエルフたち8人が一斉に襲い掛かろうとします。
どいつもこいつも裂いてやるとやる気満々のジャックですが、フィンラル無しであの人数は厳しいと冷静に状況を分析するヤミ。
別の場所でこの様子を見ていたノエルとゾラも、「次から次へといい加減にしろ…!」「どうする!!?」と困惑状態。
と、その時さらに大きな一つの影がエルフたちに迫っていきます。
現れたのはアスタ達でした!
アスタ達『皆さん ご無事ですかぁぁぁ――――!!!?』
出典:ブラッククローバー
その様子に気づいたパトリは鬼気迫る表情を見せます。
ブラッククローバー182話「セフィラの徒」ネタバレ感想
エルフ側も準備が整い、人間側もアスタ達が合流し、いよいよ決戦間近と言った感じですね。
どちらかと言えば戦力的にはエルフ側の方が勝っているように見えますし、情報量や魔石を所持していることからも何枚も上手であることは確かです。
エルフにとっては今回の計画は長年の念願をかけたものですから、用意周到なのは致し方ないにしても、例えばキルシュとダヴィドエルフの戦いがここまで力の差があるとは…。
この先人間側は果たして打ち勝つことができるのか不安になってきますね。
アスタ達も準備万端で登場していますが、攻撃時にはじいているエルフは数えてみると7人しかいないんですよね。
ヤミとジャックの元へ向かったのは8人だったと思うので1人逃している…?
詰めが甘いかもしれないので何とかアスタ達には一気に戦局を翻してほしい!
ただアスタの登場で睨んでいるパトリが非常に気にかかります。
いずれにしてももう決戦間近!互いに総攻撃が始まっていきそうな展開となりましたね。
ブラッククローバー182話ネタバレまとめ
ブラッククローバー182話のネタバレと感想考察でした。最後に簡単にまとめます。
三魔眼のファナとヴェットが再転生で復活
セフィラの徒が揃い、クローバー城に封じ込められていた「冥府の扉」が開く
「冥府の扉」=影の王宮の中にある台座に最後の魔石をはめこむことでエルフは完全転生を成し遂げる
アスタ達が合流
アスタ達が合流したことでいよいよ最終決戦かと思いますが、ライアが迎えを出したというユノの様子も気になりますし、サラマンダーの新しい資格者となったフエゴレオンはどうなっているのかも気になりますね。
次回でその様子が明らかになるのかもしれません!
次の『ブラッククローバー』を楽しみに待ちましょう!
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